統合失調症あるいは精神分裂病 精神医学の虚実 (講談社学術文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062924146

作品紹介・あらすじ

昏迷・妄想・幻聴・視覚変容……これらの症状は何に由来するのか。病名の誕生当初から「人格の崩壊」「知情意の分裂」などと理解されてきた謬見が次第に正されつつある。患者はどうして、どんな不具合を抱えているのか。精神科臨床に長年携わってきた著者が、脳研究の成果も参照し、治療につながる病気の本態と人間の奥底に蠢く「原基的なもの」を語る。

著者プロフィール

1939年生まれ。千葉大学医学部卒業。医学博士。
千葉県精神科医療センターの設立に参画、現在名誉センター長。公徳会佐藤病院顧問。精神科救急医療という分野の開拓者で、日本精神救急学会前理事長。著書に『統合失調症あるいは精神分裂病』『脳と人間』『インスティテューショナリズムを超えて』など、訳書に『肉中の哲学』(レイコフ、ジョンソン著)など。

「2018年 『こころは内臓である スキゾフレニアを腑分けする』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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