「ファミリーラブストーリー」 (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062934800

感想・レビュー・書評

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  • リリー・フランキーさんと小林聡美さんのドラマを見て、いたく心を打たれ、文庫本も購入しました。ドラマのカメラが美しかったこともあり、ドラマの方がより印象的ではあります。

    私も今絶賛離婚協議中でありますが、野田夫妻のように孫が生まれる段になっての熟年離婚ではなく、うちの一人娘はまだ小学生。離婚について考えると、つくづく離婚は結婚の数倍大変だし、結婚より離婚の方がずっとバリエーションが多く、親しい友人の離婚話を聞いても全然参考にならない。私は年収は低いが、結婚当初からずっと正社員として働き続けていることもあるのか、今日子のように専業主婦である妻から離婚を切り出すということも正直ピンときません。

    とはいえ、総じて、隆介が離婚を渋ったことはうらやましいかな。少なくとも彼には未練があった。うちの場合は互いに未練は一切なく、ここ数年はひたすら我慢比べになっていた感じだから。

著者プロフィール

1964年、北海道生まれ。放送作家として「笑っていいとも!」「Qさま!!」「お願い! ランキング」「中居正広の金曜日のスマたちへ」「林修の今でしょ!講座」などを担当し、2012年、『ボクの妻と結婚してください。』で小説家デビュー。他の著作に『もう一度、お父さんと呼んでくれ。』『「ファミリーラブストーリー」』『続・ボクの妻と結婚してください。』などがある。

「2020年 『喋る男』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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