本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062935128
作品紹介・あらすじ
天下分け目の関ヶ原、最終決戦迫る。己が臓で煮え返る熱き白汐を放ちたい。不安と恍惚でたぎり立つリビドーと必死に闘う家康。決死のへうげ戦法で武功に疾る織部。絶望のただ中で数奇に目覚める石田三成。男たちの激しい業が生死の狭間で爆発。週刊「モーニング」連載中の大河漫画、大混戦文庫版第11弾。
感想・レビュー・書評
-
石田三成は立派だった。本作で好感度が爆上がった理由は数あれど、数寄が「わからない」という設定が作者を加速させたであろうことは想像に難くない。
なぜならば、本作における古田織部の流石と言われる数々の「数寄」はどう見てもセンスがない。すごくないものを本作ではがんばってすごいものにしていると言わざるを得ない。
つまり、古田織部の数寄を「わからない」石田は作者の一部を投影していたのではないか。
京都のいやらしい公家文化にどっぷりとハマれた古田に、作者の無意識のアンチテーゼが三成を通して行われたのではなかったか。
妥当性は乏しいかもしれないが、読了後にそんなことを思い浮かべてしまった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2016-10-20
-
天下分け目の関ヶ原、男たちの業が生死の狭間で爆発!
天下分け目の関ヶ原、最終決戦迫る。不安と恍惚でたぎり立つリビドーと、必死に闘う家康。決死のへうげ戦法で武功に疾る織部。絶望の只中で数奇に目覚める石田三成。男たちの業炸裂。大混戦文庫版第11弾。
全3件中 1 - 3件を表示