ラインの虜囚 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 53
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062935760

作品紹介・あらすじ

時は1830年、冬のパリ。
カナダから来た少女コリンヌは
父の不名誉を拭うため
「ライン河までいき、双角獣(ツヴァイホルン)の塔に幽閉されている
人物の正体をしらべよ」という老伯爵の難題に挑む。
塔の仮面の男は死んだはずのナポレオン!?
酔いどれ剣士、カリブの海賊王、若き自称天才作家と共に
少女は謎に満ちた冒険の旅へ。


大冒険、波瀾万丈、恐ろしい陰謀、ドラマチックな剣劇、
大いなる秘密、暗躍する悪党、ロマンス――
こういった言葉のどれか一つでも気になる人は、
ぜひこの『ラインの虜囚』を読んでいただきたい。
何故なら、そうした要素がすべて詰まった、
珠玉の歴史冒険小説だからだ。――二階堂黎人(解説より)

感想・レビュー・書評

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  • 田中芳樹作品の面白さが凝縮!
    不朽の名作冒険小説!! 1830年、冬のパリ。カナダから来た少女コリンヌは父の不名誉を拭うため、奇怪な塔にいる男の正体を調べよという老伯爵の難題に挑む。酔いどれ剣士、カリブの海賊王、自称天才作家と共に少女は冒険の旅へ。

  • この本が起点となって、参考資料の森に分け入っていく子がいるんだろうなと思う。

  • 痛快な冒険ジュブナイルだった。

    コリンヌとお供の三銃士デュマ、ラフィット、モンシェラト3人ともほぼ史実に基づいた人物で彼らが成したことと
    この冒険を結びつけるとニヤニヤしてしまう。

    双角獣ツヴァイホルンの塔に幽閉されたナポレオンの真偽を確かめよという難題に挑む。

    暁の四人組という敵役のちょっかいのだし具合もあり。

  • 西暦1830年のパリを舞台に、
    実在した人物や当時を描いた作品の架空の登場人物を
    交えて繰り広げられる、ドリームマッチ的な楽しい冒険活劇です。

    元が児童向けなので多少できすぎな部分はありますが、
    その分難しく考えずにサクサク読めて、
    最後は、そうきたか、と思える展開にはなるので結構楽しめました。

  • アレクサンドル・デュマ,ジャン・ラフィット,そして酔いどれ剣士モントラシェ(正体は読んでのお楽しみ)の3名を引き連れ,少女コリンヌは冒険に出る.冒険活劇・空想の世界が,名作といわれるこれまでの小説に待ち構えている,その橋渡しとして今の少年少女達に機能することを希う.カバー表紙を(あの遅筆の)鶴田謙二氏が描いていれば,その内容の面白さは十分証明されていよう.

  • 田中芳樹の本で読んだことがなかったから、買ってみました。
    内容はやや軽めで、さくっと読める冒険譚ですが、登場人物全員?が実在の人物というのはすごい。
    歴史もしっかりと読み込んだ上でのファンタジーだから、色々と想像が掻き立てられます。

  • 少年少女向けシリーズの小説ということで、非常に読みやすい。
    デュマなど実在の人物も出てきて、デュマの作品である「三銃士」の設定を使いながら、コナンドイルや「レミゼラブル」などの登場人物も使いながら、歴史の虚実入り交じった冒険小説。巻末に掲載されている参考資料が70以上もあるのにはびっくりする。

    「勇将ジェラールの冒険」「勇将ジェラールの回想」は、後で読んでおこうと思った。

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