パーソナル(上) (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062938709

作品紹介・あらすじ

フランス大統領が演説中に狙撃された。未遂に終わったが、一キロ以上の射程を狙えるスナイパーは世界にひと握り、かつてリーチャーが逮捕した米軍の元特殊部隊兵士もその一人。
捜査に加わったリーチャーが、海を渡り真相を追うと、第二の暗殺事件が。

――映画化され全世界で大人気のシリーズ、待望の新作登場!

感想・レビュー・書評

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  • ジャック・リーチャー
    元MPで今は放浪者。
    シャーロック・ホームレスと一部で呼ばれている。

    過去に検挙したスナイパーがVIPを狙っているとかでCIAの依頼でヨーロッパに飛んで活躍する話。
    一人称で進む物語が読んでて心地よい。
    このシリーズはトム・クルーズで2作ほど映画化されていて、両方観た。
    楽しめた映画で、それもあってイメージしやすい。
    下巻楽しみ。

  • 名誉のある者は更なる名誉・名声を獲得しようと「悪知恵」を働かせ、邪魔者を一掃させる。この小説にある末端で動く者には最後まで誰を信用し、誰が信頼できるかを決めない限り結末が読めない。「疑うことから始める」と捜査関係では言われるが当たり前でも一般社会では難しい。
    それが直属の上司であれば尚更だろう。

  • フランス大統領が演説中に狙撃された。未遂に終わったが、一キロ以上の射程を狙えるスナイパーは世界にひと握り、かつてリーチャーが逮捕した米軍の元特殊部隊兵士もその一人。
    捜査に加わったリーチャーが、海を渡り真相を追うと、第二の暗殺事件が。

    シリーズ第19作。翻訳順がバラバラだが、こちらの読む順序もバラバラ。パリからロンドンに舞台を移し、下巻に進む。

  • 久しぶりのリーチャーシリーズ。前半の静かさは共通していて、ああ、帰ってきたなぁと、どこかホッとする感じがいい。後半一気に盛り上がるんでしょうね〜。楽しみです。

  • 世界最強のスナイパーを操る黒幕は誰だ!?

    仏大統領の暗殺未遂事件が起きた。1キロ以上の射程を狙えるスナイパーは世界でも僅か。捜査に加わったリーチャーが海を渡り真相を追うと第二の暗殺事件が。一気読み必至のアクション・サスペンスシリーズ!

  • リー・チャイルド『パーソナル(上)』講談社文庫。

    ジャック・リーチャー・シリーズの上巻。安定の面白さ。元軍警察官を主人公にしたハードボイルド・アクション小説。

    放浪を続けるジャック・リーチャーの元に捜査の依頼が…その依頼とはフランス大統領を狙撃さした凄腕のスナイパーを逮捕すること。リーチャーは海を渡り、スナイパーを追う。

    トム・クルーズ主演で映画化されたお陰で途絶えていた邦訳が再開されたようだ。それにしても、主人公のジャック・リーチャーは身長193センチメートル、体重113キログラムなのに、映画の主演がトム・クルーズというのは納得できない。

  • リーチャーは、事件に巻き込まれることが少なく無いですが、巻き込まれるのではなく、事件解決を望む関係者から呼ばれることもある様です。この作品は、そういう形態。

    そして、いつもはアメリカ国内の事件なのですが、この作品はワールドワイドの事件。リーチャーが、過去MPをしていたころに逮捕した犯人が、新たな事件の重要参考人となっているので、その捜索に駆り出されるというお話になっています。そういう物語は、ジャック・リーチャーシリーズには珍しいですね。

    上巻では、まだまだほんの序の口。下巻でどういう展開になるか!

  • 政府がついていると、いまいち孤独感が無いか。

  • 上官完読した。今作も安定の面白さがある。リーチャとヒロインのコンビが探索するという展開もシリーズで多いし定着してる。フランス大統領狙撃事件、長距離狙撃であることからから絞られた3人の容疑者。パリとロンドンを舞台に展開する今作。ストーリーはテンポよく進むから非常に面白い。下巻に期待!

  • レビューは下巻にて

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著者プロフィール

1954年イングランド生まれ。地元テレビ局勤務を経て、97年に『キリング・フロアー』で作家デビュー。アンソニー賞最優秀処女長編賞を受賞し、全米マスコミの絶賛を浴びる。以後、ジャック・リーチャーを主人公としたシリーズは現在までに23作が刊行され、いずれもベストセラーを記録。本書は22作目にあたる。

「2019年 『ミッドナイト・ライン(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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