夢の猫 古道具屋 皆塵堂 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 112
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062938853

作品紹介・あらすじ

父親を亡くし天涯孤独となったおきみは、残された借金返済のために古道具を売るが大した値はつかない。最後に残った根付を売りに皆塵堂に行くが、二束三文で、このままでは女郎屋に行くしかない。だが、その根付を持つと、後ろ足だけ白い猫が夢に現れ、予知夢を見せてくれるのだった。いつもは釣り三昧の皆塵堂の主・伊平次は一計を案じる。そして皆塵堂は、曰く品の古道具ばかりか、可愛い子猫まみれになるのだった……。大団円。

感想・レビュー・書評

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  • 怪談と人情と猫で大人気の「皆塵堂」、大団円!

    天涯孤独となった若い娘おきみ。借金返済のために古道具を売るが、二束三文で、このままでは女郎屋に。最後に残ったのは子猫の現れる予知夢を見せてくれる根付。皆塵堂の主・伊平次は、一計を案じるのだが!?

  • はー終わってしまったー
    さみしい
    因果応報だなあいつは
    猫はかわいいということはよくわかった

  • シリーズ最終巻。幽霊のおどろおどろしさと、猫だらけなお話だった。
    2018/7/31

  • 今までの登場人物勢揃いで大団円、なのですが…おきみと足袋助の関係が思っていたよりも軽くて「あれ?」と言う読後感。
    なんだか物足りませんでした。

  • 皆塵堂シリーズ最終巻。さびしい……
    今回も幽霊と猫が盛りだくさんでした。過去に皆塵堂で働いてた人たちや関わった人たちがどんどん出てきて、最終話の『夢の猫』はオールスター勢揃い。
    『幽霊屋敷 出ても構わぬ』『にこやかな男』も良い話(だと個人的には思う) でした

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著者プロフィール

1972年、東京都生まれ。明治大学卒業。2008年に『掘割で笑う女 浪人左門あやかし指南』で第38回メフィスト賞を受賞し、デビュー。怪談と絡めた時代ミステリーを独特のユーモアを交えて描く。『古道具屋 皆塵堂』シリーズに続いて『溝猫長屋 祠之怪』シリーズも人気に。他の著書に『ばけたま長屋』『悪霊じいちゃん風雲録』などがある。

「2023年 『攫い鬼 怪談飯屋古狸』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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