新装版 ウロボロスの偽書(上) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 111
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062938921

作品紹介・あらすじ

リアリティと非現実感が交錯する!
竹本健治が連載を始めた本格推理に、いつのまにか埼玉で起こった女性連続殺人事件の、犯人を名乗る男の手記がまぎれこんでいた!現実と虚構の境界線はあいまいになり、事件は思わぬ展開に。私たちが暮らすこの世界もどこからどこまでが現実なのか、次第にあやふやになってくる、奇々怪々な超ミステリ。

感想・レビュー・書評

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  • 感想は下巻に

  • これといった感想なし。
    狂い壁、狂い窓が好きだったけど全然タイプが違う。

  • 綾辻行人、島田荘司、新保博久、etc...
    あれ? どこかで聞いたことある名前だぞ?
    と思ったらみんなミステリ作品にかかわる人たち。
     
    綾辻行人といえば『十角館の殺人』で知られるミステリ作家。
    島田荘司といえば全30巻にも及ぶ『御手洗潔シリーズ』で知られるこちらもミステリ作家。
    新保博久といえば江戸川乱歩に造詣が深いミステリ評論家。
     
    そんな人たちが実名(実ペンネーム?)で登場する本作品。
    彼らの周りで起こる連続猟奇殺人。
    やがて著者の竹本さんの作中作と現実の猟奇殺人がリンクして……
     
    後半どうなるか楽しみになってくる作品です。

  • 下巻にて。

  • ミステリ作家が実名で登場する疑似推理小説の頂点!

    竹本が創作したはずの登場人物は現実世界に存在していた! 竹本のファンを名乗る少女の正体は? 綾辻たちの身辺に現れる黒ずくめの男は? 小説は作者の手を離れ、竹本の周辺でも次々と事件が起き始める。

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著者プロフィール

竹本健治:
一九五四年兵庫県生れ。佐賀県在住。中井英夫の推薦を受け、大学在学中に『匣の中の失楽』を探偵小説専門誌「幻影城」上で連載。デビュー作となった同書は三大奇書になぞらえ「第四の奇書」と呼ばれた。
ミステリ・SF・ホラーと作風は幅広く、代表作には『囲碁殺人事件』『将棋殺人事件』『トランプ殺人事件』の「ゲーム三部作」をはじめとする天才囲碁棋士・牧場智久を探偵役としたシリーズや、自身を含む実在の作家たちが登場するメタ小説「ウロボロス」シリーズなどがある。近著に大作『闇に用いる力学』。

「2022年 『竹本健治・選 変格ミステリ傑作選【戦後篇Ⅰ】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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