- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062940306
作品紹介・あらすじ
一八九九年、ロンドンは大ニュースに沸いていた。怪盗アルセーヌ・ルパンがフォッグ邸の宝石を狙うという予告状を出したのだ。警備を依頼されたのは“鳥籠使い”一行と、世界一の探偵シャーロック・ホームズ! さらには保険機構の用心棒に、鴉夜たちが追う“教授”一派も動きだし……。怪物だらけの宝石争奪戦を制し最後に笑うのは誰か? 加速する笑劇、五つ巴の第二幕!
感想・レビュー・書評
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80日間世界一周を成し遂げたフォッグ氏の持つダイヤを巡って、鳥籠探偵(不死の生首)一行とシャーロック・ホームズとワトソンが、アルセーヌ・ルパンとファントマと攻防を繰り広げると思ったら、ロイズ保険機構のとんでもないエージェントが加わり、最後にはモリアーティ教授と吸血鬼カーミラ、人造人間、魔術師、切り裂きジャックが乱入して、無茶苦茶な戦いになって仕舞う。どいつもこいつも怪物だらけで、戦い方も人間離れしているのだ。呆れるうちに、あれよあれよと終わってしまう。半鬼半人の超改造人間を抱えるモリアーティ教授一行って最強じゃん。いったいこれからどうなる?不死の輪堂鴉夜は首から下を取り戻すことができるの?
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はい!登場人物!
鳥籠使い一行
輪堂鴉夜…怪物専門の探偵。不死の美少女。首から下がない
真打津軽…半人半鬼のお調子者
馳井静句…鴉夜に仕えるクールなメイド
フォッグ邸
フィリアス・フォッグ…八十日間世界一周を成し遂げた男
パスパルトゥー…フォッグの執事で、彼と共に世界を旅した
怪盗たち
アルセーヌ・ルパン…言わずとしれた怪盗紳士
ファントム…通称”オペラ座の怪人”、ルパンに盗まれて協力者に
探偵たち
シャーロック・ホームズ…世界最高の探偵
ジョン・H・ワトソン…ホームズの助手。医師
教授一派
ジェームズ・モリアーティ…”教授”。ホームズ最大のヴィラン
ジャック…”切り裂きジャック”ロンドンに現れた連続殺人鬼
アレイスター・クロウリー…世界最高の”魔術師”
カーミラ…”女吸血鬼”
ヴィクター…”人造人間”
もうこれだけでワクワクが止まりませんよ!
19世紀のオールスター感謝祭!「アンサーチェック!(島崎和歌子)」ですよ!
さらに怪物抹消を至上命題とする保険会社〈ロイズ〉のエージェントたちも加えた四つ巴の大活劇!
青崎有吾さんの脚色がふんだんに加えられてはいますが、これだけのキャストを余す所なく使い切っての一冊で大満足ですよ
しかも次巻はさらなるスター登場の気配
うーん、楽しみ!-
ヴィクター(フランケンシュタイン)が100年くらい古いがあとはほぼ一緒ですな
『カーミラ』1872年
『八十日間世界一周』1873年
クロウ...ヴィクター(フランケンシュタイン)が100年くらい古いがあとはほぼ一緒ですな
『カーミラ』1872年
『八十日間世界一周』1873年
クロウリー1875年生まれの実在の人物
『緋色の研究』1887年
切り裂きジャック事件1888年
『怪盗紳士ルパン』1905年
です
文学作品は全部読んだことあるよ
ちゃんとは覚えてないけどね2023/12/12 -
2023/12/12
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2023/12/12
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シリーズ2作目♪
今作も豪華キャストが勢揃い!
シャーロッホームズにワトソン、アルセーヌルパン、ファントム、そして切り裂きジャック、、これでもかってくらい有名どころが続々と登場。
もちろん主役は鳥籠使いの3人組。
ルパンが奪うと予告した芸術品を守りトリックを見破るため、ホームズ達と共に集められた。
果たして芸術品は守る事が出来るのか。
とにかく大物が出てきすぎ!
他にも1巻目に出てきた人造人間がヴィクターと名付けられ悪の一味になって出てきたり、鴉夜がずっと探していた男とも出会ったりと、もうてんやわんや!
ちょっとドタバタ忙しかったけど、この有名人達を見事に使い切って、うまくまとめてくるなんてスゴい!
個人的には1巻目の方が好きだったけど、それでも面白かった◎
続きも楽しみ〜!
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マメムさん、初めまして〜(*^^*)
コメントありがとうございます♪
そうなんですよ〜、こんなオールスターのコラボなかなかないですよね!
ち...マメムさん、初めまして〜(*^^*)
コメントありがとうございます♪
そうなんですよ〜、こんなオールスターのコラボなかなかないですよね!
ちょっとでも知った名前が出てくると、それだけでワクワクします〜笑✌︎(๑˃̶͈̀◡︎˂̶͈́๑)✌︎
2024/02/18 -
和尚〜〜*\(^o^)/*
めっちゃオールスターでしょ♪
でも実はオペラ座の怪人とか切り裂きジャックとか名前しか知らない〜笑笑和尚〜〜*\(^o^)/*
めっちゃオールスターでしょ♪
でも実はオペラ座の怪人とか切り裂きジャックとか名前しか知らない〜笑笑2024/02/18 -
2024/02/19
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怪物、怪盗、用心棒、名探偵達が大乱闘! 超はちゃめちゃミステリー #アンデッドガールマーダーファルス2
鳥籠の怪物たちが帰ってくるっ! 今度はホームズ&アルセーヌルパンが大暴れするロンドンが舞台。
ルパンから宝石を盗み出すと予告状が届いた。盗まれないよう数々の用心棒たちが呼びだされ、英知な人間と破天荒なモンスターたちによる頭脳戦、肉弾戦が繰り広げられる! 果たして勝ったのは誰なのか、そして結末はいかにっ
まさにハチャメチャに面白い作品。
正直これは、大画面の実写もしくはアニメ映像でみたいなぁ。特に海外では絶対大ヒットすると思うんだけど。
とはいえミステリーとしても素晴らしく、さすがは青崎有吾先生。緻密な組み立てができておりバッチシですね。日本語運びも綺麗で、完全に洋風の舞台ながらも、和のテイストが感じられる小説です。
何と言っても、登場人物たちが最高。
ミステリーに詳しくなくても一度くらいは聞いたことがあるキャラクターが、書籍から飛び出ちゃうくらいに大暴れします。怪物たちの会話も相変わらずふざけてるのか真剣なのか良くわからずニヤニヤが止まらないですよ。ふふふふふ、ははははは。
そしてついに鳥籠の怪人たちの宿敵が対峙しましたね、これからどうなるか、気になってしょうがないですよ。あーもう、シリーズ3作目を買ってこなきゃ。
本作、一見なんでもありなファンタジーなアクション、ミステリーではあるんですが、お話としての基盤がしっかりしていてるところがスゴイ。決して軽い、うわついたノベルではないところはしっかりお伝えしたいです。
骨太な本格、社会派ミステリー好きも唸るシリーズになっています。未読の方は是非一度手に取ってもらいたい作品でした。おすすめです! -
さぁさぁさぁ、寄ってらっしゃい見てらっしゃい。今宵お話しますわ、ロンドンを舞台に巻き起こる壮大な一夜の物語です!!
本作『アンデッドガール・マーダーファルス2』は、前作でヒントを得た鳥籠使いの御一行様がロンドンへ旅立ち、幸か不幸か、かの有名なアルセーヌ・ルパンとオペラ座の怪人を相手に、とある宝石を守ることになりました。
ですがね、お客さん。今回は更に更に名探偵のシャーロックホームズとその助手であるワトスン博士まで出てきちゃ〜、もうどんな展開になるやら想像できやしないじゃないですか。
ここまででも豪華絢爛な作品なのに、予告されたその日の夜は、これでもかと二転三転な展開に鳥肌も鳥籠も立ちまくりでございやす。
「鳥籠は立てないわ!!」
「お、師匠、こりゃ失敬」
「ははははは」
「ふふふふふふ」
とまぁ、鳥籠使いの御一行とロンドンを舞台に繰り広げられる本作は、あなたにとって忘れられない衝撃となるでしょう♪
では、また次回に♪ -
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初コメです。
確かにアクションメインでしたね。私は有名な登場人物がどう絡むのか楽しみながら読めましたけど、2作目で読者層は分かれそうですね(...初コメです。
確かにアクションメインでしたね。私は有名な登場人物がどう絡むのか楽しみながら読めましたけど、2作目で読者層は分かれそうですね(^_^;)2023/07/08 -
マメムさん
コメントありがとうございます!
1作目が意外にもちゃんとミステリしてたので、2でこっち路線全開になり戸惑いました。
最初からそ...マメムさん
コメントありがとうございます!
1作目が意外にもちゃんとミステリしてたので、2でこっち路線全開になり戸惑いました。
最初からそういうものだと思っていたなら、また違ったかもしれません。
とりあえず、3も2と同時に借りてきていたので、読んでみようと思っています。2023/07/08 -
fukayanegiさん、お返事ありがとうございます。
3も長編ですが感想を楽しみに待ってます^_^fukayanegiさん、お返事ありがとうございます。
3も長編ですが感想を楽しみに待ってます^_^2023/07/08
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さて、続き。3年振りの行動制限のないお盆、久し振りに乗った新幹線の車中で読み進む。
前作の感想に『続きはもっと面白くなるものと期待する』と書いたが、その通りでした。
1899年のロンドン。80日間世界一周を成し遂げたフォッグの館にあるダイヤを狙うという怪盗ルパンwith“オペラ座の怪人”の予告状に、警備を依頼されたのがホームズ&ワトソンと、“鳥籠使い”一行とは。加えて<ロイズ>の凄腕用心棒も絡んでの争奪戦に、最後に乗り込むのがモリアーティ率いる怪物軍団って…。
私はそれぞれのオリジナルを読んだことがないので確かなことは言えないのだけれど、有名なキャラクターがさもありなんという具合に表現されており、それぞれにツボを心得た見せ場もあって、これぞオールスターキャストの楽しさという感じ。
前作よりも推理要素は減っているが、それでも中盤までのルパンとホームズの相手を出し抜く騙し合いを中心に、鳥籠使いの落語作戦(?)もなかなか楽し。
後半はアクション劇に一変するが、色んな組合せが入り乱れてスピーディーなガチなバトルが展開。モリアーティ軍団が多士済々でその強さが半端なく、魔術師アレイスターの指弾は目に浮かび、カーミラに弄ばれる静句に萌える。
誰が先に人狼の居場所を探し出し、己の目的を達成するか、次作も楽しみ。 -
シリーズ二作目。
前作より、よりアクション度があがって物語も大きく動き出した。
もし、ホームズとルパンが共演したらどうなるだろう?と妄想したことがある。
その夢の妄想が物語の中で現実に。さらに、吸血鬼も人造人間もいる。そして、ホームズといえば宿敵の教授まで!
読んでいて楽しい。そして物語は怒涛の後編へ! -
1899年ロンドン。鉄人と呼ばれるフォッグに、オペラ座の怪人を味方にした怪盗ルパンからの予告状が届いた。狙いは「最後から二番目の夜」と呼ばれる宝石とその保管用金庫。フォッグは二人の探偵に警備を依頼する。シャーロック・ホームズと輪堂鴉夜だ。警備員百人に加えて保険機構ロイズの諮問警備部からもエージェントが二人派遣される。
狙われた宝石は人造のブラックダイヤモンドと純銀の金庫だったが、14世紀末に人狼に滅ぼされたドワーフ族の作とされており、これを狙ってもう一組、M教授たちの組織が動き出す。
怪物専門の探偵ーー生首の美少女輪堂鴉夜と鳥籠使い真打津軽、クールなメイドの馳井静句ーーの新たなミステリー。
*******ここからはネタバレ*******
前作に引き続き、鴉夜と津軽の軽妙なジョークが楽しめますが、今回作は、血が多い。残酷な描写が増えました。
多くは読み飛ばしましたが、戦闘シーンが半分以上も占めるので、もう、辟易です。
加えて、怪盗ルパンにオペラ座の怪人、80日間世界一周のフォッグとパスパルトゥー、ホームズにワトソン、モリアーティ教授と切り裂きジャック……等々著名な登場人物が多すぎて、かなりてんこ盛り状態です。
戦闘シーンも、だれが勝ってもおかしくないので、意表を突こうとした描写が多く、冗長に感じます。
正直、読後感はよくありませんでしたが、この3人の行く末は気になります。
きっと先も読むんだろうなぁ。 -
真打津軽と輪堂鴉夜は津軽の半身と
鴉夜の首から下を奪った人物の手掛かり、Mの刻まれたステッキの情報を得て追うことになる。
場面はロンドンへ。
一巻からうってかわり登場人物も一気に増えて話が進む膨らむ。
そこで探偵としてアルセーヌ·ルパンからフォッグ邸の人狼にまつわるダイヤを守ることになり。
ついに“教授„御一行に遭遇。
アルセーヌ·ルパンにシャーロック·ホームズとワトスン。ロイズ保険機構エージェント、諮問警備部からの二名。
それぞれの思惑が交差し場面が広がってしっちゃかめっちゃかだがそれがまた面白い。
津軽と鴉夜、この先どうなるか。続編は刊行されてるので手に取りたい。