ファントムレイヤー 心霊科学捜査官 (講談社タイガ)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062941204

作品紹介・あらすじ

女学校・聖泉学園には七不思議があるらしい。その六番目、クビナシ様が暴走し、残したメッセージは「私の首を探して」。そして、その半年前には学園の生徒が首なし死体となって発見されていたのだった――。
潜入捜査をする霊捜研の御陵清太郎の前に現れたのは、かしましい女生徒たちと大人気の降霊VRアプリ。現代の技術と溶け合い進化を遂げる霊現象を前に、霊子力学は立ち向かえるのか!? 心霊×捜査ミステリ第3弾!

感想・レビュー・書評

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  • 陰陽師・御陵清太郎と刑事・音名井高潔は対心霊の最強バディ! 霊障事件を調べるため御陵が女子校に潜入捜査。流行するおまじない「クビナシ様」は、ゲームアプリを利用するものだった。異色の呪術に御陵は興味を持つが「クビナシ様」は暴走を続け――。密室での呪殺に隠された、悲しい恋物語の結末とは。FBI仕込みの管理官・青山が現れて、二人の関係にも不穏な影が差し……!?

  • 女子校とスマホゲームに霊障が絡む。土佐弁が控えめなおかげでだいぶ読みやすくなったものの、いざ解決となったらこの心霊捜査に理解が追い付かなくなった。

  • この世界観での特殊事情だけど、ちゃんと密室殺人が成り立ってるのがすごい。この作品で唯一疑問なのは、絹田がクビナシ様を広めてること。姉に由来してると知っていて、あんな風に広めるかな?

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著者プロフィール

SF作家。ペンネームは戦国武将の柴田勝家にちなんだもの。1987年、東京都生まれ。成城大学大学院(文学研究科日本常民文化専攻)在学中にハヤカワSFコンテスト・大賞を受賞し、『ニルヤの島』で2014年にデビュー。このほか著作に、『ワールド・インシュランス』(星海社FICTIONS)、星雲賞日本短編部門を受賞した表題作を収録する『アメリカン・ブッダ』(ハヤカワ文庫JA)などがある。

「2022年 『メイド喫茶探偵黒苺フガシの事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

柴田勝家の作品

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