- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062990257
感想・レビュー・書評
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Twitterのフォロワーさんが読んでいたので気になった1冊。
文庫版の表紙と新書版の表紙が全く違っていて、ネット予約して図書館で借りたのが新書版だったので、イメージしていたのとは全く違って驚いた。
文庫版の表紙は、作者の冒頭のお題通り、〇〇〇〇に入る言葉を考えながら物語を読み進める感じですが、こちらの新書版の表紙だと、お色気で伏字になりました、って思いました。
が、読み終わってみれば、新書版のカバーから受けるイメージの方が内容には合っているのかも。
ぶらり湯けむり殺人事件!のように、明るく楽しいドタバタ殺人事件でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
意欲作。シリーズ化しているようだから、続刊を追っていこうと思う。
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2014年のメフィスト賞。
エロミスらしい。探偵がね、援交女子高生だからね。あまり女子高生らしくないけど。いろいろ考えるもんだね。
いつも有志で集っている孤島(個人の持ち主)。今回はその中の売れないルポライターが彼女を連れてきた。そこで失踪や殺人が。
集いはヌーディスト。うん、あまり一般的ではないね。一時期裸族とかあったけど。
タイトルを当てて、ミステリ。当たらないから。3時間で読める。 -
表紙で気付くべきだった。失敗。
クローズドサークルという設定しかり構成含め昔あったゲームソフト『かまいたちの夜』に似ている。導入はそれなりに読めるし情景描写も詳述。冒頭は一見本格ミステリーのようだが後半に従って詳述の浅さや設定の雑さが目立つ。「南国モード」なる悪ノリも好みではない。
後半のネタばらし(仮に「A」)は読者の常識を逆手に取って面白かったし、昏睡の謎解きも斬新だった。Aを前提にし思い返せばAに関してだけは文章はよく推敲して練られていることがわかる。
いただけないのは本格ミステリーへもおバカへも振り切れず中途半端さで、作者がインパクトや一発ネタに自己満足し、肝心の本文がおざなりになってしまっていることだ。この発想自体は個人的に好きな部類なので更なる精進を期待したい。 -
解決編付近まで本格的なミステリかと思いきや、くだらない内容も多いエロミステリだった。しかし、それはそれで自分がこれまで読んだものとは違って新鮮でもあり、他に2作ほど出ているらしいこのシリーズも読んでみたくなった。
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後半笑えるミステリ小説。
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なるほど、そういうことか。
うん、なんだろう、こんな感じも嫌いじゃない -
実は主人公たちが○○○○○○だったという謎解きは、確かに前代未聞で面白かったのだが、その上で○○による○○○○○があったということや、その○○○○○を見抜く鍵が、○○であったという(○○○○を現場でしたという)トリックには首肯しかねた。最初からしておくだろう、○○○○くらいは。
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いわゆる新本格ミステリ、かなと思って読み進んだら・・・ジャンル的にはバカミスでした。バカミスとして納得して読めば、それなりに面白かったです。