奈落の偶像 警視庁捜査一課十一係 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062990950

作品紹介・あらすじ

多くの特殊犯罪を解決に導いてきた捜査一課十一係――殺人分析班の捜査と推理が光る、人気警察ミステリシリーズ最新作!

感想・レビュー・書評

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  • 塔子の成長が早いですね。鷹野さんと河村さんのやりとりもお決まりのようになってきました。

    安定した分析班のストーリーで、楽しく読めました。被害者に全くの同情の余地がないのも珍しいですが。

  • 被害者たちに同情の余地なし。
    犯人には同情してしまう。
    うーん、でもなぁ。なんかなぁ。
    塔子の成長は目まぐるしいし、良いんだけど図書館で借りて一気にシリーズを読んでるせいか飽きてきた。

  • 銀座のブティックのショーウィンドウに男性の首吊り死体が発見され、塔子達十一係が担当となる。捜査開始直後に拉致事件が発生。犯人は同一人物のようで…。今回男性の身元が判るきっかけを見つけたりと塔子が捜査員としてさらに成長。周りからの信頼も獲得出来てきている。事件の謎は今までに比べると小粒かなー。でもちょっとしたやり取りや関係なさそうな物が後で鍵になっていて手堅い。犯罪の動機がとても悲しくていやもういいよ捕まらなくて!なんだけどそういう訳にはいかないし辛い。あと河上さんのアピール、今後爆発しそうでちょっと不安。

  • 私自身、毎回筋読みをしていますが、今回は中々良い出来だったと自画自賛しています。

    まぁ、それでもあの場所の特定には至りませんでしたが(笑)

  • 塔子の成長が凄いけど凄すぎて、もう鷹野さんとコンビである必要性をあまり感じられなくなりつつあるような。

  • 犯人に同情しちゃけないけれど、被害者達が最悪すぎてどうにも後味が悪かった。ただ犯人が徹底的に復讐したい気持ちは分かりました。塔子がずいぶん成長して、周りからの風当たりも多少柔らかくなり、認められている様子がこちらとしても嬉しかった。多分、塔子は恋愛に関してはかなり鈍感。このままモヤモヤと続くのか、何かの拍子に一部恋愛路線に入るのか、そちらも楽しみになってきました。

  • 警視庁捜査一課十一係シリーズ、9作目。

    前作の子供が出てきた事件と比べると、分析班らしい分析が出来ていて、シリーズらしさが出ていた内容だったと思う。銀座界隈の狭い地域が舞台となっているので、その辺に詳しい人はより楽しめるかも。

  •  シリーズ読破中。

     この作品は、シリーズの中ではちょっと小粒な感じ。

  • あらすじ
    銀座のブティックで、ショーウィンドウに吊された男性の遺体が発見される。靴下に入れた黒いアルミホイルなどから、演劇関係者だとわかる。同時にブティックからは、マネキンが盗まれていた。それは、人間から型を取った、リアルで美しいものだったらしい。さらに続けて、男性が拉致され、その様子が録音されたボイスレコーダーが捨てられていた。

    いつもの安定感に、今回は銀座っていう要素が加わって楽しさが増した。事件だけど。このシリーズって、普通の人の様子も丁寧に書かれているから、地域ごとの生活感や特徴なんかもうまく取り込めるのかな。小劇場のネタも面白かったなー。11係がどんどん力をつけてきて、それによって関わるメンバーも増えてきた。今回は刑事部長の吉富とか、SITの人とか。これからも楽しみ。

  • 面白かった。

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著者プロフィール

1965年千葉県生まれ。2006年『ヴェサリウスの柩』で第16回鮎川哲也賞を受賞してデビュー。『石の繭』から始まる「警視庁殺人分析班」シリーズで人気を集める。その他著書に「警視庁文書捜査官」シリーズ、「特捜7」シリーズ、「重犯罪取材班・早乙女綾香」シリーズ、『深紅の断片 警防課救命チーム』『共犯レクイエム 公安外事五課』『骸の鍵』『擬態の殻 刑事・一條聡士』などがある。

「2023年 『琥珀の闇 警視庁文書捜査官』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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