- Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063106220
感想・レビュー・書評
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全3巻。なかなかの大団円でした。アレが重要な伏線だったとは。(*_*)
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マリアかわいいな~。大昔に読んだ「沈黙」(遠藤周作)くらいしかキリスト教に対する印象がないので、ただ物語として楽しめるがそれはいいんだか悪いんだか。
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全03巻 完結
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全3巻
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古来ヨーロッパで魔女と呼ばれる人たちがしていたことは、ハーブや薬草を使った薬作りやまじないなどで、マリアが普段やっていることと同じ。昔見たテレビでは、自然の持つ力を借りて人を癒したり揺れる気持ちをコントロールする能力が、キリスト教的社会倫理に触れて異端とされたらしいとやっていたけれど、つまりは土着の多神教(アニミズム)を象徴する存在が邪魔になった、ということだと理解した。
だがマリアはそうした魔女の良い面を存分に持っている。なにより使い魔を色仕掛けに使うくせに、ボンデージファッションに身を包んでいるくせに、初心すぎる!のがいい。それでいて、面倒見がよくって根が優しくて力があって戦争が嫌いで兵士に「家に帰れ」なんて説得して回ったりする。偽悪的な態度に紛れているが、それは母性というものだ。マリアは文字通り世界で一番有名な母親聖母マリアと同じ(私自身は聖母マリアの母性をあんまり知らないけれど、理想とする母性を体現する存在として人々が聖母マリアを崇めるのだと理解します)「純潔のマリア」なのだ。
教会と相容れない魔女マリアが聖母マリアと同じ性質であるという皮肉が心地いい。
人間らしさと神様と可愛いお母さん的魔女の話。 -
魔女マリアは戦争を無くすために日々力を使うが、大天使ミカエルに目を付けられて自由にできなくなる。
それでも争いを無くすために自分の命をかけてでも……
最後は泣けたなぁ。
人々の幸せに繋がるものは何なのか。
とても素敵な答えだと思う! -
マリアが可愛すぎて……
子供っぽいのに大人で……魔女なのに聖母のように慈愛に溢れていて……
物凄く簡単な事だけど難しいんだよね、と頷いてしまった。
見守っていてくれる存在があるというのは、それだけで心強いのではないだろうか。
「お天道様が見てる」、だから顔向けできないようなことはしちゃあかんのだ。
全3巻。 -
こーいうマンガだったのか!
宗教観もからんできて、歴史もあって、深い話だなぁ。
アルテミスたちの梟の時がかわいいぜ(*^^*)
しかしマリアの言う通り、天使たちが助けろよなーーー。 -
本棚にあって読んでみたら面白かった。
予想してた話と全く違っていてほうほう!とワクワクしてたら一巻終わってたって感じ。
石川さんの描く女の人ってなんかすごい硬いゴムで出来てそうな変わった質感だけど、裸すごい頑張ってた。
サキュバスっていいよね!
アニメ化するらしいし、全三巻と手軽なボリュームだから是非続きを読まなくては。