- Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063106220
感想・レビュー・書評
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『もやしもん』でその名を轟かした石川雅之が描く魔女物語。魔女といっても主人公のマリアは処女だし、魔法の使い方ももっぱら人間の争いを止めるために用いられる。ただ、あまりにも魔法をおおっぴらに使いすぎたマリアに対して、強力な力を持つ天使が舞い降りてきて警告を下す、というのが一巻。
石川雅之の凄いところは、絵柄もテンポも、本当に彼らしいと思わせる独特のものがあるところ。あとマスコットの可愛さは『もやしもん』にかぎらず本作でも充分に出ている(フクロウと鳩)。こういう独自の色を出せる人はやっぱり強いなあ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
もやしもんの著者の本。
戦が嫌いな魔女の話。 -
いいからもやしもんがんばって!
とも思って読んでいなかったこの小説。
なんか最近、ちょっとマンガ病になって買ってみた。
なんでもやしもん(菌が見えてお友達になれる農大生の話です)の次が、
戦争をやめさせようとする処女の魔女なの???
中村光(聖★おにいさん&荒川アンダーザブリッジ)しかり、
荒川弘(鋼の錬金術師&銀の匙&獣神演武)しかり。
最近、各月の雑誌などに掲載の作家さんって、副業パターンが多いのかしら?
面白いんだけどこれから、どうなってゆくのかちょっと不安。
テンポよく進んでほしいけど、これ、続くのか?
ちなみにチョロキャラがすごく好きで、フクロウ達とハトが可愛くて仕方ない〜〜 -
マリアちゃん可愛いっす。
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キリスト教があんまよくわからなくても読めるよ!魔女マリアの話。ミカエルが女性ぽく描かれてるのには驚いた。エゼキエルも女の子…(宗教画だと天使は大体男性の姿で描かれているような)アルテミスとプリアポスが可愛い。
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マリア何歳なのか…
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世界初であろう(?)菌漫画「もやしもん」で有名な石川先生の作品。もやしもんのあとがき等にもキャラが顔出すことがあって、読んでみようかなーと思いながらも1年以上放置しておりました。
感想としましては「最初から読んどきゃよかった…!!」ですね。面白い。相変わらず丸っこいマスコットキャラはずば抜けて可愛い(*^-^*)
内容は中世ヨーロッパ・魔女・戦争のお話。勝手にジャンヌダルクの話かと思ってたんですが、ちょっと違いました。戦争を自分の力で止めようとする魔女、使い魔である夢魔、大天使などが登場人物です。
掘り下げていくととっても深い内容で、光と闇・天と地は背中合わせであり、立場が逆転してもおかしくはないし、見方次第では解釈は異なったりするのですねと思わせてくれる。
先生の描き方はキャラのお陰なのか、重くなくさらりと読めてしまいます。
もやしもんもそうなんですが、「こんな奴居ねぇよ^^」と思いながらも、凄く愛着が湧く!!
先生の実力はここにあるのかなー。 -
完全に衝動買いの一冊。
テーマは重いけど、石川流のギャグとシリアスさのバランスがとれてる。
本巻は何処まで続くか分からんけど、登場キャラの紹介的な感じ。
「もやしもん」よりこっちの方が続刊楽しみだ。