- Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063107364
感想・レビュー・書評
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トルフィンの戦争はまだまだ続くと思っていた。
トルフィンの中でアシェラッドは大きな存在だったと再確認できた。
親を殺されたのはもちろん怒りにつながったと思う。ただ、心のどこかでアシェラッドやヴァイキングが問題ではなく、もっと上の存在や世界の構造に問題があるとわかっていたんじゃないかと思う。
でもその怒りをどこかに向けるしかなくアシェラッドと戦っていたのかな。
アシェラッドよ、安らかに眠れ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とても美しい巻。
9巻までの勢いにぐいぐいひっぱられる感じも大好きだけど、この10巻の美しさはたまらなく大好きだ -
完全にストーリーが変わってきた。こっからのトルフィンの変わり方に刮目したい。
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カラッポの人生も
そんなに長く続きはしない -
調べると、1巻を読んだのがなんと、6年も前。当時、続きも読みたいと思いながら、こんなに遅くなってしまった。これはでも、2巻や3巻あたりからの盛り上がりが半端ないから、1巻で止めるのは厳禁のやつでした。反省。それにしても、主人公を取り巻くおじさんたちのカッコよさが出色で、惚れ惚れしてしまう。でも、そんな人に限って、早々に退場してしまったりするわけではあるけど…。ひたすらヴァイキングとしての冒険が続く訳でなく、奴隷としての第2章が続いているんだけど、こちらもなかなかに展開が読めず、刺激的。まだまだ楽しめそうです。
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農場の大旦那の言葉が重い。「大き過ぎる富は災いを呼ぶ」
人を殺すことしか知らなかったトルフィンが人間らしさを取り戻す巻。 -
トルフィンが夢にてアシェラッドと再会を果たした巻である。
彼の、現代的に言えばPTSDに当たるのだろうけど、その苦しみを背負って生きろと告げるアシェラッドの言葉には、少し泣かされてしまった。叱責する言葉のなんと厳しく、なんと温かなことよ。
ようやく、トルフィンは生きるようになった。これからどうなるのかが目を離せないところである。星五つと評価したい。 -
本能は隠せません。