- Amazon.co.jp ・マンガ (244ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063142969
感想・レビュー・書評
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表題作の「おひっこし」は大学生ラブコメ。
コメディ色強めでゆるりと始まり、終盤はきっちり着地するストーリーが見事。
あと、会話の小ネタがハマる人にはハマります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
たぶんおじさんには面白いんだろうけど女子大生向けではなかった。
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表題作は青春ラブコメ。作者の作品には珍しく人が死なない、バイオレンスがない、そしてアクションもない、が、ギャグは満載。2本目は女性漫画家の怒涛の人生を東映ピンキーバイオレンスチックな短編に。そして3本目は京都観光案内を兼ねた8ページの超短編ギャグ。個人的には2本目がおすすめです。
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この人は本当に絵が巧い! そしてコミカルな脱力感がいい! と感服。
「ブラッドハーレーの馬車」「シスタージェネレーション」に続き、三冊目に触れることになる短編集。
もちろん「無限の住人」から知ったが。
主人公は一応存在するが、作劇の仕方が神視点。
そういう点では、映画寄りの作劇をするのが得意な作者なのかも。
構図の取り方も面白い箇所がいくつもあるし。
個人的にはヘタレ主人公の顔が「無限の住人」の尸良に似てて笑ってしまう。
表題作以外の「涙のランチョン日記」も、妙な疾走感があって素敵。 -
恋は不条理。
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黒田硫黄と雰囲気が似ている。
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短編集と言いつつもほとんどおひっこしの話でしたね。それにしても面白い。おひっこしの方は若いなーという感じが物凄い出ていて面白く、キャラクターも個性豊かな面々が沢山登場し、沙村広明ワールドが出ていたかな?といった印象です。涙のランチョン日記はストーリーなどがめくるめく展開の連続でしたがとても面白かったです。沙村広明先生は何読んでも満足させてくれるなと感じました。
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最高のコメディと不謹慎で人間の汚い部分をあれよあれよと見せつけられ酔い潰れるような気持ち良い吐き気じみた何か、とにかくちっぽけな俺というヤツは尊大で偉大でガハハハやったるでという気持ちにもなるような(曖昧模糊)、全力でボタンを掛け違えていく感じの。
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おひっこし #01 レモンキッド/ 初出 アフタヌーンシーズン増刊 Vol.4 Summer 2000
おひっこし #02 誰がそれを / 初出 アフタヌーンシーズン増刊 Vol.5 Autumn 2000
おひっこし #03 とくするからだ / 初出 アフタヌーンシーズン増刊 Vol.7 Summer 2001
おひっこし #04 太陽 / 初出 アフタヌーンシーズン増刊 Vol.8 Autumn 2001
おひっこし #05 新しい日々 / 初出 アフタヌーンシーズン増刊 Vol.9 Winter 2001
少女漫画家無宿 涙のランチョン日記 / 初出 アフタヌーンシーズン増刊 Vol.2 Winter 2000
みどろヶ池に修羅を見た / 初出 アフタヌーンシーズン増刊 Vol.1 Autumn 2000
あとがき
装丁 久持正士 (HIVE)
印刷 図書印刷
製本 フォーネット社