加治隆介の議 1 (ミスターマガジンKC)

著者 :
  • 講談社
3.26
  • (4)
  • (4)
  • (15)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 78
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063280012

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 父親の本棚にあった数少ないマンガ。中学生の頃ですが時を忘れて読んだ記憶が。

  • 漫画だというのにものすごく字が多くて最初は萎えた。

    でも、「利益誘導は絶対しない」とか「政治家の目指すところは世界平和」とか、なかなか普通はいない政治家の理想像がそこにはあって、よかった。

    本当に「国のため」とか「世界のため」ってやるべきなんだけど、それをやるには地元の人から選ばれないといけない。ジレンマ。地元の人はもっとミクロなことを見ているから。

    駅つくれとか道路つくれとか。

    加治隆介はそういうのを一切否定して国会議員になる。

    議を通すのは簡単じゃなかったけど、彼は通した。

    途中からすごく保守思想の漫画になってそれはそれで面白かった!

    あと政局ね!サンクチュアリはあまり丁寧にそこを描かなかったけど加治隆介の議はグロテスクなほどリアル。俺は政局なんぞ知らないけど。

    政局にあまり手を出さない加治隆介が最後に勝つのは本当に理想的。

    いつかこうなる日がくればいいですけどね。

    弘兼さんすごい。つぎは島耕作でも読もうかな!

    ちなみに加治隆介さんはラサールのラグビー部で東大法学部卒って設定。

    あと、CHANGEはかなり加治隆介のエッセンスを取っています。軽~くだけど。

    それだけ完成度が高いってことでしょうね!

著者プロフィール

1947年山口県岩国市生まれ。早稲田大学卒業。松下電器産業に勤務の後、74年漫画家デビュー。
85年『人間交差点』(原作 矢島正雄)で第30回小学館漫画賞青年一般部門、91年『課長 島耕作』 で第15回講談社漫画賞一般部門、2000年『黄昏流星群』 で第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、03年同作で第32回日本漫画家協会賞大賞を受賞。07年には紫綬褒章を受章している。
主な作品はほかに、『ハロー張りネズミ』 『加治隆介の議』 など多数。現在は『社外取締役 島耕作』(「モーニング」)、『黄昏流星群』(「ビッグコミックオリジナル」)を連載中。

「2023年 『逢いたくて、島耕作(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

弘兼憲史の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×