さくらん (KCデラックス イブニング)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063348293

感想・レビュー・書評

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  • 映画化もされた、安野モヨコ氏の名作。主人公の、芯がある生き様がカッコイイ。

  • 安野ワールド。けっこう好きです。発売当初に読んだけど、映画観て再読。

    女性の身体をとってもきれいに描きますよね。

    本の装丁もインパクト大。小口(って言うの?ページのふちのとこ)がショッキングピンク。

    ってストーリーについてほとんど触れてませんが。…粋です。秀逸です。

    『…でありんす』とかの花魁言葉の印象深い。昔の花街って独特だったんでしょうね。花魁道中とか実際に見てみたい。

  • 禿として遊郭へ招かれた主人公が花魁になるまでの話。
    絢爛な画風だが、内容は江戸の遊郭の儚さ、主人公の気強さ等繊細に描写されている。

    てめえで帰ってきましたのさ、の後が気になり実写映画を観ました。手放せない一冊。

  • それはシャンプーでないでありんす。

  • 名作。映画も気になってます。ほれるも地獄、ほれられるも地獄。色がなければ生きてもゆけぬ!

  • 「かっこいい」ってなんだろねとよく考える。人によってそれは、強いとか美人とかメカメカしてるとか色々だろうが、私にとってかっこいいとは、「かっこつける気概とかっこよさが等しく高い」ことを指す。つまりそこにかっこつける意志がなければならない。意識せず素でかっこいいよりも、意識してなおかっこいい方がよりかっこいい。だから今のところ新庄がぶっちぎりでかっこいいです。「さくらん」の女たちは、ぶざまと思われるくらいなら死ぬぜ、くらいの勢いで昂然と顔を上げて生きる。でも自分がぶざまであることも知っている。意地というのはこういうことかと思う。かっこいい。「ハッピーマニア」で安野モヨコをすげえと思ったが、まだ早かった。「さくらん」があった。

  • 2023.5.25市立図書館
    再来年の大河ドラマが蔦屋重三郎の生涯ということで、おそらく舞台(の一部)となる吉原関連の作品を少し読み足しておこうと思って借りた。
    初出は「イブニング」(2001-2003)。「第一部/完」となっているが、第二部の途中でずっととまっているらしい。
    8つで吉原に連れられてきて禿から花魁まで上り詰めるきよ葉の物語、殺伐として壮絶。人としての心がちょっとでもあるととてもつらい世界、逃げても逃げても連れ戻されるなんてどういう地獄。

    安野モヨコさんの描く人物、いちいちポーズが決まっててかっこいい。本来(現実の世界で出会ったら)苦手なキャラなはずなのに、パンクでロックなきよ葉に惹きつけられる。そんなきよ葉が来たとき以来ずっと見守っている玉菊屋の男衆・清次との仲が気になるけど、続きはどこで読めるのか。

  • 遊女のはなしはなんか惹かれる。悲しいところだと知っているからかもしれない。見た目はすごく派手だけど、中はドロドロだ。絵もキレイだし内容も好き。

  • 本棚の整理をしていたら発掘されました。とっくに家にないと思っていたので久々に再読。改めてとにかく安野モヨコの絵が巧すぎて感動。

    きよ葉かっこいい。しかしこんなにカッコイイきよ葉の惚れる相手がボンクラすぎるのはちょっと微妙(苦笑)どうせ裏切られるにしてももっと素敵な男性に恋してほしかった。

    映画の土屋アンナはハマリ役でしたね。

  • 安野モヨコ氏を一時期敬遠していた私ですが、江戸を良く研究して描いてるなぁと感心。売られてきた子供がおいらんになり、惚れた男に捨てられて…。歴史モノとか考えないで、今に置き換えても読める感じ。

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著者プロフィール

3月26日生まれ。おひつじ座のO型。東京都出身。
1989年、別冊少女フレンド増刊「Juliet」より『まったくイカしたやつらだぜ』でデビュー。
代表作は『シュガシュガルーン』『ハッピー・マニア』『さくらん』『働きマン』『オチビサン』など多数。
『シュガシュガルーン』で第29回講談社漫画賞受賞。

「2020年 『シュガシュガルーン 新装版(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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