コロポックル[完全版] (KCデラックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 79
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063348941

感想・レビュー・書評

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  • 相変わらず、主人公の少女はどう見ても花輪さん自身であり、彼女の経験を通して読者を導くのではなく、読者に寄り添い、励ますことで病める心を癒そうという点でカウンセリング的と言っても過言ではない。

    まあこれは言い過ぎかもしれないけど、私はとても癒されました。

  • コロボックルや、万年生きた亀や、土の精や、もぐらや、
    虫や鬼や天狗やいろんな異質なものと共存してる幼稚園児。

    宮沢賢治の「シグナルとシグナレス」を思い出してしまう感じの
    宇宙や生物や機関車や石炭やいろいろなものの中でのかわいいと
    一言ではいえない浪漫とシュールさとそこはかとない物哀しさが好きです。

  • 「幸セニナッテクダサイネ」 汽車の声に耳をすます場面で、童女の心の健やかさにジィ~ンとしました

  • “天水”が「リアル千と千尋の神隠し」ならば、
    “コロポックル”は、「ジャパニーズ・不思議な国のアリス」かな。

  • 花輪 和一先生の漫画だからといって、耽美ではありません。
    すごく、やさしい漫画です。
    読んだ後、健やかになることうけ合いです。

  • 可愛らしい作品です。

  • 墨の精あたりがいちばん狂ってます。

  • 復刊ドットコムでも押してた作品です。ああうれしい復刊!!ちなみに当方、北海道在住。花輪先生を目撃したことがあります。ああ、ありがたや。

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著者プロフィール

1947年、埼玉県生まれ。71年に『月刊漫画ガロ』に「かんのむし」を発表して漫画家デビュー。94年に銃刀法違反で逮捕され、翌年実刑判決が下される。97年に仮釈放。2000年、刑務所内の生活を描いた『刑務所の中』を発表する。著書に『天水』『護法童子』『不成仏霊童女』『ニッポン昔話』『刑務所の前』などがある。

「2022年 『呪詛 封印版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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