NERVOUS VENUS(4) (Amie KC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 203
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063400366

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  • 番外編が2編ともう一本の三本立て。
    神田の関と出会う前の話。学校やまわりのやつらがつまんなくて仕方ない小学生・神田の前に女にたたかれて振られた中学生・仁志が現われ、女名前の共通点から仲良くなる。仁志のおかげで全くついていけなくなった勉強をこっそりやることを覚える。妾の子で女子にもてる事から男子に嫌われ、同い年の義兄にも無視され続ける。一人が嫌だから女と一緒にいる、寂しい仁志と神田は毎日公園で会い続けるが、仁志が目の病気で入院し、久しぶりに会ったとき移植の為渡米すると知って引き止めるが...。
    仁志と別れ帰宅するとクラスメイトが神田の転校を知り、泣いてくれる。それを見て自分が周りをつまらないと馬鹿にして何も見てこなかった自分に気付き、深く後悔する。
    そして次の学校で関と出会い、現在に至る。
    仁志から古いエアメールが届き、あの時元の住所を書いたことを思い出し、現在の近況を報告する。

    NERVOUS VENUSは本編が意外とゆっくりなせいか、番外編の方が好きな話が多い。中でもこの神ちゃんと仁志の友情物語は自分の中の苦さを思い起こさせながら、微笑ましくって好きだなぁ。

    もう一本は関央司の双子の兄・玲ちゃんのかわいさにメロメロなバレー部の3年松永を彼氏に持つ彩と松永のファーストキスエピソード。

    そして海の見える...というちょっと古い短編。
    男の子をとっかえ引返していた標夏菜はある日、坂井くんという男の子を好きになり、本気になる。だけどいままでのことが祟って周囲に遊びだと思われ....というお話。
    主人公の一人称が名前ってのはわがままっぽさを出したいが為なのか、なにぶん絵が古い(絵の中に出てくる年代が古そう)のとやっぱ初期の作品だからかテンポとかが下手なので、彼女が遊んでる女の子ってのがしっくりこないんだよな...外見とか言葉と設定がかみ合ってないというか。

  • 神田夏葵の過去話。
    ゲッヒンズ誕生の瞬間。
    切ない友情。
    人生のターニングポイント。

  • 実は私早稲田ちえむちゃくちゃ好きでこの人のマンガ全部持ってる。笑。
    頼むから完結させてくれ!!!と思いながら次巻を死ぬ程待ちわびてます。

  • 過去のトラウマで恋ができない女と、そんな彼女に惹かれて新たな恋をする男。
    独特な雰囲気と人間関係がすごく好きです。
    引き込まれるような深い作品です。

  • 神チャンの過去の話。すごいかっこいぃと思った。神チャンも、眸も。

  • 番外編

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著者プロフィール

3月11日魚座生まれ。AB型。神奈川県出身。1987年、第5回なかよし新人まんが賞の『北風と太陽と』で、「なかよしデラックス」(1988年お正月号)よりデビュー。代表作は、『純情事情―春と修羅―』など。

「2015年 『―女神― なかよし60周年記念版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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