係長 島耕作(2) (イブニングKC)

著者 :
  • 講談社
4.04
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本棚登録 : 119
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063524123

作品紹介・あらすじ

島耕作は大手電器メーカー・初芝の社長。
かつて島は、出世には不利だと知っていながら、
社内のどの派閥にも属そうとしなかった。
しかしながら誠実に仕事をこなし、確実に実績を築いていった結果、
島は若くして課長に昇進。
その後も順調に会社に貢献していく。

そして、社長になった現在でも、仕事に対するひたむきさが変わることはなかった。
この物語はそんな島の係長時代の物語である。

ふがいない上司・庭の妻は貞淑で出来たひと、と思いきや、元・ヤンキー上がりの図太い女性。島はモーションを掛けられるがきっぱり断る。そんな折、庭の昇進は、実は彼女の情事の賜物と発覚する……!思わぬ理由で初芝の人事が大きく動く第2巻。他にも初芝木野社長が国会に招致される一大事も収録!島のサラリーマン青春時代がここに!

感想・レビュー・書評

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  • メーカー価格と独占禁止法の話はかなりためになりました。

  • 1.00

  • 島耕作が可愛い!
    と今回このマンガを見て初めて思ってしまった。
    オヤジとしか見てなかった島耕作を可愛い~と思う日がこようとは・・・。

    今回もお約束(?)っぽく、島耕作は上司の奥さんに言い寄られる。
    その奥さんはダンナの事をバカにしていて(バカにされても仕方のないような男ではある)、「退屈だから」とダンナの部下を誘惑する。
    うわっ!ヤな女!
    と咄嗟に思った。
    でもその後のちょっとしたエピソードで一気に彼女の事を見直した。
    人間って一面だけ見て判断しちゃダメなんだな~。

    この物語の時代背景は1980年代。
    バブルの真っ盛りで、日本が一番景気が良かった頃。
    何と島耕作はこの頃、マイホームを購入していたと初めて知った。
    マイホームと島耕作って何となく結びつかないんだけど・・・。

    島耕作のマンガは彼の生き方や姿勢、考え方を通してこちらに色んなものを訴えかける。
    それは全く説教くさくなく・・・。
    今回も正月の元日から上司に出勤を命じられて、頭にタラッと汗をかくも愚痴らず、その後、その上司がウソをついていたと分かるも、島耕作はその事にこだわりがない。
    私だったら上司がそんな事をしたら陰でボロクソに言う。
    島耕作とは全く正反対の陰湿な態度・・・。
    だから島耕作はエライな~、私も少しでも見習いたいとは思う。

    今回はホンのチョイ役の
    「女は勝手よね。ダンナがしっかり仕事してるから食っていけるってわかってないのかしら」
    って言葉に「そうだ!そうだ!」と思った。
    こんな事を書くとフェミニズムな同性に怒られそうだけど・・・。

  • 再販価格の拘束は…まずいね…

  • 島耕作も係長になって2巻目。電機メーカーによる再販価格と独禁法、社内製品購入制度、そして当時の持ち家制度促進と住宅購入ブーム・土地神話の始まりなど、'80年代の日本経済の様子が、ありありと描かれています。

  • いよいよ来年2013年刊行となる「係長3」で「課長島耕作」に追いつくというか連結するような。「課長島耕作」が連載開始されたのが1983年で30年の年月が見事に結びつく。これは凄いことなんじゃないかなと。

  • 普通

  • 若き島耕作。社長編より面白いような・・・

  • 上司の綺麗な奥さんとワンチャンス何かあると勘違いしてしまいます。

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著者プロフィール

1947年山口県岩国市生まれ。早稲田大学卒業。松下電器産業に勤務の後、74年漫画家デビュー。
85年『人間交差点』(原作 矢島正雄)で第30回小学館漫画賞青年一般部門、91年『課長 島耕作』 で第15回講談社漫画賞一般部門、2000年『黄昏流星群』 で第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、03年同作で第32回日本漫画家協会賞大賞を受賞。07年には紫綬褒章を受章している。
主な作品はほかに、『ハロー張りネズミ』 『加治隆介の議』 など多数。現在は『社外取締役 島耕作』(「モーニング」)、『黄昏流星群』(「ビッグコミックオリジナル」)を連載中。

「2023年 『逢いたくて、島耕作(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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