彼岸島(24) (ヤンマガKCスペシャル)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063616859

作品紹介・あらすじ

鮮血のサスペンスホラー!!
人をさらい、生き血を吸う村人が住む島。そこから生きて還ってきた者は誰もいない───。
明の兄も2年前に連れ去られ、現在その島で一人、身を隠し生活している。そして明本人にもついに魔の手が忍び寄る。
謎の美女が現れ、悪魔の物語が始まった───。


水上の村を脱出し、新アジトに移動した明たち。そこに偵察部隊から緊急報告が入る。吸血鬼の村に残してきた師匠が、日没までに処刑されるというのだ。タイムリミットは四時間。明は師匠を救うため、敵陣へと向かった!!

感想・レビュー・書評

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  • 漫画喫茶で読みました。

    水上の集落から舟で脱出するが、
    弓矢で迎撃され、
    仲間の死体を盾にしながら逃げ延びたが蛇の邪鬼が追ってきており、
    舟ごと喰われる。
    西山が助けに来て、
    砂丘の井戸の隠れ家へ案内、
    師匠の公開処刑が行われるという情報を聞き、
    吸血鬼が管理している車を奪って温泉の村へ。
    処刑台のギロチンを軽トラで破壊して師匠を救出、
    明 vs. 斧神へ突入。

    舟は4艘で脱出。
    1艘目が乗っていた人ごと蛇に喰われる。
    2艘目が喰われそうになったところを脱出、4艘目に合流、舟は破壊される。
    3艘目が尻尾で巻きつかれて喰われる。
    4艘目が狙われて捨てる。
    2艘目の全員が脱出できてたとしても2艘は全滅してる。
    つまり半分しか生き残れなかった。

    有名な
    「みんな 丸太は持ったな!!」
    は、この巻。
    亡者の森を抜けていくためのセリフ。

    この島って砂丘まであるのか。
    そしてその唐突な井戸はなんなんだ。
    しかも、その下に隠れ家とか。
    まるで RPG の世界だよ。
    とん汁って野菜も必要だし、意外と材料が必要なんだけど、どうやって美味しく作ってるんだろう?

    そのまま蛇の邪鬼は水上の村に戻って暴れたらしく、村が壊滅。
    吸血鬼は水上の村を捨て、師匠を連れて温泉の村に向かったもよう。
    この蛇の邪鬼、鬼使いがいるっぽい描写があったのに、どうなってるんだ。
    温泉の村で師匠が公開処刑されることを偵察隊が掴んでくる。
    現在午後2時、師匠の処刑は午後6時。
    温泉の村までは徒歩で12時間掛かる。

    前日の夜に水上の村を襲撃して、人々を解放して井戸の隠れ家に着き、一休みして現在午後2時(14時)。
    師匠の処刑は徒歩で12時間掛かる村から午後2時に偵察隊の伝書鳩で伝えられた。
    つまり吸血鬼たちは午前2時には温泉の村に到着していることになる。
    伝書鳩が温泉の村から井戸の隠れ家まで何時間で飛んだかは分からないけど、軽トラで4時間(ただし亡者の妨害アリ)掛かる距離なんだから、それなりの時間が必要だろう。
    明たちが水上の村を脱出してから何時間で井戸の隠れ家に着いたのかは不明だけど、様子から数時間は掛かってるんだろう。
    同様に水上の村から温泉の村までも数時間掛ると思われる。
    ・・・だいぶ慌ただしいことになるけど時系列どうなってるんだろう?

    で、徒歩で12時間ってのは亡者の森を迂回する必要があるための時間。
    亡者の森を突っ切れば4時間で温泉の村に辿り着ける、らしい。
    走っても亡者に邪魔されるので、車で突っ切る。
    ちょうど近くに吸血鬼が保管していた車を奪って森を突っ切る。
    亡者に邪魔されたとはいえ車で行っても4時間ギリギリなら、亡者がいなくても徒歩じゃ間に合わんかったのでは。
    ていうか、あと1時間もない状態で亡者の壁に阻まれて、あそこまでの改造が出来るとかとんでもないな。
    時系列どうなってるんだろう?
    ちなみに亡者でジャンプも無茶すぎる。
    (トロッコのときといい、ジャンプは無茶。)

    山羊男に対して師匠曰く
    「その小汚い被り物を捨てて素顔を見せたらどうだ村田」
    とのことだけど、師匠には言われたくないのでは。
    ていうか、そんな簡単に鎖が外せるのなら、師匠は逃げられたのでは。
    南京錠すら掛かってなかったんだろうか?
    加藤はともかく、紅葉さんと裸男で転倒した軽トラを軽く起こせるとは思えない。
    しかも亡者の壁を突破した装甲仕様なのに。
    斧神も、どうやって斧で軽トラを真っ二つにしたのか。
    真空波でも出てるんだろうか?
    ライターがガソリンを飛び越えているように見える。
    そしていつの間にか割られた軽トラの近くに集まっている吸血鬼ども。
    なんというか勢いがスゴい。
    師匠を荷台に乗せて軽トラで逃げれば良かったのでは?

    ---

    軽トラ:
    吸血鬼が管理している車。
    吸血鬼は鼻が良いらしく(初耳では?)排気ガスの臭いが嫌なので車が使われていない。
    でも重い物を運んだりするには必要なので保管はされている。
    運転席、助手席、そして運転席とドアの間にも人が乗れるくらい広い。
    まるで軽トラに乗ったことがないような広さだ!
    ちなみに軽トラってアメリカとかで大人気らしい。

    山本酒店:
    軽トラの持ち主。

    田中さん:
    元雅軍の裸の人間。
    島の人間なので砂丘があることを知ってるのはまだ良いとして。
    吸血鬼が保管している車の場所まで知ってるのはオカシクないか?
    雅軍で鬼使いだったとはいえ人間、そんな情報を教えて貰える立場だったとは思えない。
    それとも実はかなり重用されてたんだろうか?

    紅葉さん:
    師匠の(義理の)娘。
    冷に教わったため運転が粗いが上手い。
    亡者の森の目前で田中さんから運転を変わったハズなのに、森までの道で2回ほどドリフトをかますくらいには上手い。

    斧神;
    ヤギ頭(たぶん被り物)の吸血鬼。
    まるでバフォメット。
    残忍。
    鳴き声は「メ”エエエエエエエエエエ」。

    山羊男:
    斧神のこと。

    村田:
    斧神の正体。
    師匠と顔見知り。

    亡者の道:
    亡者が地面に埋まっていて、通ると手を伸ばしてくる。

    亡者の壁:
    幾つもの亡者が人間を森から出すまいと合体して創り出す壁。

    彼岸花:
    亡者の森の近辺に自生しているっぽい。
    加藤曰く「不吉」らしいけど、そもそも島が彼岸島なのに今更である。

    温泉の村:
    吸血鬼の集落。
    元々、襲撃する予定だった第3の集落。

  • 未感想

  • 軽トラ出てきましたー

  • 出たな斧神様。しかし軽トラに丸太装着しても亡者突き抜けるのは無理なんじゃ……

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著者プロフィール

1974年6月4日生まれ。デビュー作は第39回ちばてつや賞<ヤング部門>大賞を受賞した『彼女は笑う』。代表作に『サオリ』、『クーデタークラブ』などがある。

「2015年 『彼岸島 48日後…(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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