- Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063642667
感想・レビュー・書評
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終わった・・
やっと終わった、いなださんのゴーストハントが
元をたどれば小野さんの絶版名作『悪霊がいっぱい!』シリーズが
なぜか少女雑誌・なかよしでコミカライズが始まり
これが怖すぎたせいなのか何なのか、雑誌を移ったり中止したりと
とにかく読者にとってもものすごく長い連載期間でした
それでも先が知りたくて読みたくてずっとずっと付いて来ました
主人公たちのキャラデザはしっかり少女漫画していて、軽いタッチで読みやすくなっているのに
怖いシーンはいい大人でも戦慄する出来、というギャップがたまらなかったです
12巻はやっぱり種明かしというか、これまでの謎を全て説明するパートだから
漫画がどうこう、というより・・ちょっとした小説みたいになってましたが
あらためて、ここまできっちり伏線が張られてたんだなあ、と実感しました
麻衣が切ない
が、ナルも切ない
いなださんの描くナルは冷血人間には見えないんだよなあ、ていうか実はちょっと麻衣のこと・・すき・・だったの・・?くらいの
原作ではこのあたりのニュアンスどうなってるんだろう、読みたいなあ
とにかくもう本当にいなだ先生には
お疲れ様でしたとありがとうを言いたいです詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
長かったお話もクライマックスへ。
ナルは何者なのか、ぼーさんの推測していくシーンがかっこよいです(笑)
小説を読んでいたのでラストはしっていますが、いなださんの絵でみるとまた印象が変わりますね。
麻衣ちゃんがナル達と話してラストを迎える場面はとても好きです。
いなだ先生、素敵なお話ありがとうございます。お疲れ様でした! -
コミック版最終巻やっとゲット!
なるほど、原作とはちっとストーリー展開の順番を変えたのね。
なるほどこの方が、コミックではわかりやすいかも。
最終巻だってのに、ホラーシーンがないのがちと物足りないけどw
ストーリー上、仕方ないわけですが。
いやいやしかし、労作ですなー。
連載雑誌が変わったり廃刊になったりかきおろしになったりで、12年かかったそうで。
お疲れ様でしたー。 -
原作未読、漫画のみ。小学生の頃に連載していたけど怖くてちゃんと読まなかった「ゴーストハント」。最終巻は突如始まったぼーさんの推理の緻密さに圧倒された。1巻からの伏線がこんな風に効いてくるのか!と、もはや呆然とすらしてしまった。ぼーさん、よく見てる。恋の始まりは終わりって切ないな。でもナルは麻衣のことをなんとも思ってなかったのかな。皆がこっちを見てる表紙が好き。今さらだけど、リライト版=文庫の単行本化の認識であってるのかな?活字で読むと恐怖感も増すのだろうか。
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リライト版にはない、みんなの連絡先を聞くシーンが好きです。逆に、ぼーさんの推理シーンはリライト版の方が好きでした。14年前、1巻を手に取った頃にはまさかこういう風に決着するとは思わなかったなあ…。シリーズのあちこちに伏線が散りばめられていたなんて感服しました。切なくもあたたかい締めくくりでした。ラストシーンの麻衣の言葉が胸に残ります。
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原作は未読なれど、いなだ先生の描かれた”ゴーストハント”がとても大好きです。
元々話の流れは知っていたので、最終巻が出る頃には、この終わりをいなだ先生はどう描かれるのだろうと、楽しみにしておりました。
なかよし本誌で不定期掲載されていた頃からの読者であったので、その頃からを含めると、ゴーストハントは長らく愛された作品と言えると思います。
いなだ先生が描き下ろしで全てを描き切って下さったので、私はナルと麻衣、SPRを取り巻く様々な、本の中に生きる彼らと決別することが出来ました。
これからは、過去を振り返りつつ、自らの中で、彼らのことを生かしていけます。そういう、先を楽しめるお話だと思います。-
沈浮さん、こんばんは。はじめまして。
俺は古本屋で、幽霊モノを読みたくて、本書を購入したことから嵌まりました。
元々の小説の挿し絵等の絵...沈浮さん、こんばんは。はじめまして。
俺は古本屋で、幽霊モノを読みたくて、本書を購入したことから嵌まりました。
元々の小説の挿し絵等の絵柄では、残念ながらナルの人柄があまり自分の中では一致しなかったので、マンガはいなだ詩穂さんで本当に良かったと思いました。
このシリーズが小野不由美さん作品の扉の役割になってくれた事に嬉しさと感謝で一杯です。
いなだ詩穂さんのゴーストハントの終わらせ方は、自分も彼等と前に歩いていこう、って気持ちになる様な終わらせ方で良かったと思いました。
2011/12/26
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「恋は一人でもできる」って台詞が切なかった…。麻衣の幸せを願わずにいられなかったです。
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2011 2/8読了。後輩の家で借りて読んだ。
前に読んだのが昔過ぎて細かいところを忘れていたが、でもこの終わり方は衝撃的だった。
また一から読み直したい。