そどむ 完全版 下 (KCデラックス)

  • 講談社
3.63
  • (7)
  • (6)
  • (19)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 85
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063722963

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 上巻とあわせて。
    長いこと、続きが読めずに、この下巻が発売された時は本当に嬉しかった。
    上巻のあの展開から、どう終わるのかと思ったら。
    心から良かったと思える結末です。女って怖い!逞しい。強か。流石。

  • 最後まで読みたくて完全版を購入。全体を通して、かのこちゃんに救われた。ソドムの罪に掛けた内容と、七つの大罪をモチーフにしたキャラクター。葉ちゃんの「憤怒」はわかるけど、柿崎さんの「嫉妬」はいまいちしっくりこず、淺川くんに至っては「色欲(淫欲)」という程の強引さも無く。葉ちゃんの母がその分諸々のモチーフごっそり持っていったという印象を受けた。里香子と葉ちゃんが最後ああいう風になれた事にほっとし、最後のかのこちゃんの留守番電話にやはり救われるのである。

  • 柿崎があいつに似てる。

  • いささかやっつけを感じる。
    ていうかピアノのエピソードっていうか、母親のエピソードがあんまり好かんのよね、私は。
    全部を収束させたことはヨイと思うけどやっぱり短編か、もう少し短いほうがいいんではないか、著者の魅力が一番発揮されるのではないか。

  •  もち、上下巻で読破。

     わたしの好きな人が、男の人に獲られてしまったらどうしましょう!?

     って思っちゃった。


     正直…敵わんだろうなぁ、って思う。なんか、そう思う。


     敵わん、っていうか、もしこの先、他の女の子に奪われることになっても
     同じような気持ちになる気がするなぁ。

     
     終わりが見えないのかも、という点では、幸せなもんだけれど

     「他人への身の預け方なんか知らない」

     「永遠はないけど、永遠をつくることは出来る。
      それは、生きてる人の義務

      その人と、長い一日を過ごすことができたら
      それを 手放しちゃ  だめ。」
     
     これを、実感するようなことが、なければいい、と思った。

  • 結局完全版の上下を購入してしまった。。

    というわけで、そどむ完読。

    ピアノのこととか。扉の詩とか。やっぱり小野塚ーっ!
    でもリカコは好きになれない。
    苦手な女の代表っていうか、どっちかっていうとリカコの女友達のタイプだ。
    温室育ちだと認めて開き直るところとか、女的な女が苦手だと、えーってなる(のは私だけか?)
    でも葉ちゃんはかっこいい。揺らぐ不器用な感じがいい。
    愛することも愛されることも怖くなってできなくなったら、人は死んでしまうものなのかなぁと。
    そしてしなくても死なないのに、どうして人はそれを求めるんだろうなぁと。
    それが分かったら人間やめる。っていう台詞がかっこいい。

    後書きで、昔はもっとひねくれてて〜とか書いてたけど。
    その小野塚のひねくれっぷりが好きだと思った。

  • 最後、早くからそうしていればよかったものを。と思わさざるを得ない。読みやすいけど。

  • 里佳子がかっこよくなりました。
    何回も読み返してます。

全8件中 1 - 8件を表示

小野塚カホリの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×