ふるふる -うたの旅日記- (KCデラックス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063754391

感想・レビュー・書評

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  • いつもの木原敏江。別に面白くないということもないのだが…。イケメン坊主+美人男+ボケボケ美女幽霊などキャラ設定は面白い。

  • この最近の木原 敏江の軽やかさはなんだろうと思います。
    最近といっても、わたしが認識しているところでは、「夢の碑」の「鵺」あたりからだと思うのですが。

    もともと、罪を憎んで人を憎まずで、悪人ですら魅力的な傾向は、確かにあったと思います。

    でも、本当に、悲劇も喜劇も、全部軽やかに物語ってしまうすごさが、今の木原 敏江にはあると思います。

    もう本当に、俳優たちはすっかりできあがっていて、あとはどんな配役をしていくかという楽しみながら演劇を作っていくようなそんな感じすらします。

    どんどん、悪くなる世の中かもしれないけれど、こんな風に渡っていければ、悪くないのかも。

    日本語って素敵です。いい言葉を使わないとね。

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著者プロフィール

木原敏江

1948年(昭和23年)、東京生まれ。1969年「別冊マーガレット」に掲載された『こっち向いてママ!』でデビュー。77年、旧制高等学校に通うふたりの少年を描いた『摩利と新吾』を発表する。この作品は、その後7年間にわたって描き継がれ、明治末から大正、昭和と、三つの時代を舞台に展開する一大大河ロマンに結実した。84年『桜の森の桜の闇』『とりかえばや異聞』の発表で始まった連作「夢の碑」シリーズも、97年まで執筆が続いた大作。85年、同シリーズにより第30回小学館漫画賞を受賞。『アンジェリク』『大江山花伝』『紫子―ゆかりこ―』は宝塚歌劇団で舞台化された。そのほかの作品に『どうしたのデイジー?』『エメラルドの海賊』『銀河荘なの!』『天まであがれ!』『杖と翼』などがある。

「2021年 『ワイド版 マンガ日本の古典28 雨月物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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