Pumpkin Scissors(14) (KCデラックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 444
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063760033

作品紹介・あらすじ

社会を覆う欺瞞のブ厚い皮を斬り裂き、腐敗したその実を暴き出す!! 帝国陸軍情報部第3課 通称――Pumpkin Scissors(パンプキン・シザーズ)!!!

国家の未来を決する『西方諸国連盟合同会議』――。地を睥睨する『言語の塔』の中で、熾烈な外交戦が繰り広げられる! 議場の大鍋で国連が煮られる一方、地の底からも帝国を衝く地響きが‥‥!? 単行本でしか読めない! 恒例の描き下し新作『Interval』も収録!!

感想・レビュー・書評

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  • 謎だったカウプランについての講釈巻。コルトゥさんの解説シーンは物語を盛り上げていてよかった。ラインベルカ少佐にぶたれたい(;´Д`)ハァハァあとマーチスさんマジロリコン

  • パンプキン・シザーズの絵はお世辞にも上手いとは言えないし、どうしても荒川弘派生、って感じで個性が際立っている、と言う訳でもないのだが、とにかく私はオーランド伍長の傷だらけの体、って言うのものの吸引力が凄いんだよ。これだけで読んでしまう、と言うくらいに。「痛い」描写と言うのは色々ある、絵柄にも因るし、表現の仕方にも因る。少年漫画である以上「痛さ」を考えさせるには「痛さ」を省かないが、絵柄で生々しく伝える事は制御しているんじゃないかな、という気がする。「痛さ」全開になってしまう絵柄では少年誌には描かせない、とか。そう言う視点から考えるとある意味「容赦」してブレーキをかけないBLは凄い。オーランド伍長の悪夢とか蒼い炎を灯した後の非人道的な行為に徹する怖さを梶本レイカさんが描いたら怖すぎて読めない、少年漫画では無理、となるかもしれんな、とふと思った。逆に、BLはやっぱ大人が嗜むもの、と言うジャンルなんだろう。性描写も含めて。

  • 2015年6月5日

    装丁/朝倉健司

  • 反乱始まる。

  • 情報操作とか、物事の見かたを変えてみる。
    自分の立ち位置を俯瞰してみることって大事です。

    ただ与えられるものを享受するのではなく、それがそういった経緯で今に至るのか、自分の頭で考えてみる。

  • 直近になるにつれ、当初のバトル主体の流れから思想の話へシフトしていったように感じる。
    その分テンポが悪くなりがちだが、じっくり話を進める上では好きずきか。
    個人的にはヴィッター少尉あたりの話が好み。

  • 相変わらずのドロドロ具合で素敵。ストーリーは次巻に持ち越し。
    ロリ死んだら泣く

  • ハーケンマイヤーの変わりっぷりやコルトゥ博士のカウプランについての解説、次巻の盛り上がりを感じる巻。
    ラインベルカの二人が姉妹だと、今更気づいた巻です。

  • マーチスは下ネタ要因で固定なのね……。戦災シンポジウムでのアリスの演説はよかった。ハーケンマイヤーが苦難の時代に「英雄」や「正義」を求める大衆心理の代表みたいに思える。でも実際の現場がそのような簡単な言葉で片付けられないという例が陸情三課になるんだよねぇ。技術開発の裏側や各国の政治駆け引きなど話を大きくしていってどこまで行くのか。スプリューウェル記者の英雄絡みの過去話らしきものも今後出てくるのかな。何気に重要人物か。単行本裏表紙折り返しの次巻登場人物紹介(?)がいつになくシリアスで気になる。

  • 岩永亮太郎

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著者プロフィール

兵庫県出身。2002年より『Pumpkin Scissors』(月刊少年マガジン掲載)を連載中。

「2019年 『Pumpkin Scissors(23)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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