ディザインド(1) (シリウスKC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 29
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063762891

感想・レビュー・書評

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  • めっけものです。
    主人公は、生きている実感を掴み続けるために命を削って真実に迫るフリーのカメラマン。
    矛盾や欺瞞が混沌と渦巻く世の中に、腕力とメディアの力で挑みます。
    作品全体の熱量がとても大きい。
    絵柄は独特、だけど安定感があります。
    そして主人公に様々なテーマを追わせることで、時事性を備えた物語の幅が無限に拡がる予感。
    あとは各キャラクターをどれだけ魅力的に育てていくかだと思います。

    それにしても、これほどメディアが力を持った時代ってなかったわけで、
    諸刃の剣どころではない危うさの中に自分達がいることを、あらためて感じました。

著者プロフィール

漫画家。1995年、アフタヌーン四季賞で四季大賞を受賞した『JAGUA(ジャギュア)』にてデビュー。98年、週刊モーニングに『キリコ』を連載開始、そのエネルギッシュな表現で注目を集める。他の代表作に『クリオの男』『フルーツ』など。現在、週刊漫画サンデーにて意欲作『セツ』を連載中。

[HP/ブログ]
「木葉功一のブログ」→ http://d.hatena.ne.jp/kibakoichi/

「2012年 『NEMESIS No.7』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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