荒野の恋(2) (KCデラックス なかよし)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (162ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063766615

作品紹介・あらすじ

父の再婚。突如はじまった同級生との同居生活。母屋で暮らす荒野と、離れに一人住む悠也。近づいては離れゆく二人の距離。少女は心の痛みを抱えた分だけ、一歩ずつ大人になっていく…。
直木賞作家・桜庭一樹×女子のカリスマ・タカハシマコが贈る、恋をしたいあなたと、恋をしているあなたのためのせつなさ薫る物語。

感想・レビュー・書評

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  • 同時発売の「それは私と少女は言った」の描き下ろしペーパーと連なるペーパー封入。2人の微妙な距離感が原作そのままで、甘酸っぱい。原作を読んだ時にも思ったけど、小説というよりむしろ少女漫画な作品だと思う。薬を買ってくれるように頼むところと江の島デートが可愛くてニヤニヤ。容子さんって、押しが強くて、荒野や悠也はもちろん、蜻蛉である夫よりもずっと家の中で一番強い人だな。突然やって来た容子さんに慣れないままだったけど、大人になるまでずっと家にいてほしいと望むまでになった、荒野の気持ちの変化の過程が良い。

  • 江里華ー!好きだー!
    荒野がかわいい。

  • 内容は決して穏やかではないのに、落ち着かないというか、むず痒いというか、どうも内容が落ちてこないのは何故でしょうか。
    絵は結構好きなのになんだか腑に落ちないのが残念です。

  • この巻では荒野のパパと再婚した蓉子さんがきちんと荒野のお母さんになろうとして向き合う。そしてすごく上手くいく。すごくさわやかで、それはそれでとてもいいのだけど・・・実際はそううまくいかないよね~なんて心の片隅にチラリヾ(▽^;)ゞ。

  • タカハシマコさんの絵は好きですねー。ということで青年のための読書クラブも出して欲しいです。

  • ・義母が家庭内で存在感を示す。
    ・ハングリーアート。ジャズ。
    ・友人がLだった。
    ・神無月と海へ。
    ・二年間の留学!?

    胸が痛む。
    わたしはうるさいおとなよ。
    時間が止まっているみたいだ、この夏のこと忘れないと思う。
    言葉に憑かれた男。
    などなどなど、名言多し。
    そしてタカハシマコの絵が、神がかっていると思う。
    モノクロなのに、色が見える。

  • なかよしって凄いな…りぼん派だったから読んだことなかったけど、昔からこうなのだろうか。

    雰囲気が自分のイメージと違うのは諦めたけど。普段青年漫画ばかり読んでいるので、コマ割りやキャラの表情が単調で物足りない。連載漫画だから仕方ないんだろうけど、原作の再現というより、ひたすらあらすじを追ってるだけの印象。

    1巻のバイト許可のとこで省かれた、箸くるんがちゃんと出たのは良かった。

  • 安定の透明感。みずみずしくてすばらしい。
    この間鎌倉に行ってきたばかりなので、情景がリアルに想像出来るのもまたいい。夏に読めてよかった。

    やはりタカハシマコさんが描くとどのエピソードも可愛さと毒のバランスが絶妙。
    えりかのエピソードはもうちょっとどろどろっと描いて欲しかったんだけどなかよしだし、こんなものかなあ…。

    しかしこれ、父親の愛人にしょっちゅう振り回されて危害加えられてるし、再婚とかトラウマとか、本当になかよしで連載してるのかと毎回思ってしまいます。
    難しいテーマだけど、本当に面白いので最後まできっちりコミカライズしてほしいな。

  • 多少順番の前後があった気がしたけれど今回も原作の雰囲気はそのまま。
    それにしても、もう原作で20ページくらいしか残っていないのだが、三巻では番外編や短編でも入るのだろうか。それともすごく引っ張るとか?

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