住職系女子(4) (BE LOVE KC)

著者 :
  • 講談社
3.79
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本棚登録 : 40
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063804065

作品紹介・あらすじ

実家の寺で副住職を勤める美鶴。失踪していた父が、秋祭りの日に突然帰ってきた!! 父が復帰すれば、自分はもう用済みなのか? 悩む美鶴に、じいちゃんが副住職の罷免(クビ)を言い渡す!! 寺を追われた美鶴は、なぜかホテル系女子として出直すことに。女子の仏道、危機的状況!!

実家の寺で副住職を勤める美鶴。失踪していた父が、秋祭りの日に突然帰ってきた!! 父が復帰すれば、自分はもう用済みなのか? 悩む美鶴に、じいちゃんが副住職の罷免(クビ)を言い渡す!! 寺を追われた美鶴は、なぜかホテル系女子として出直すことに。女子の仏道、危機的状況!!

感想・レビュー・書評

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  • 20140321
    意外とじんわり面白い。
    諸行無常の響きありな感じで。
    理沙子さんも別の角度からみれば急にかわいくみえることの新しい発見とか。
    なるほどなー

  • 店頭で見つけられなくてアマゾンで買いました。
    地味だけどおもしろいのになあ。
    弟がかわいいし。

    子供を亡くした母親がケシの実を貰いに行く話はいろんなところで見るけど
    そういう解釈ができるのか~。
    こういうふうに色々考えるのが禅というやつなのでしょうね。

  •  住職系女子、ホテルにけしの実を探しに行く。執着を捨てて変化を恐れず、後悔しないように自分で考える。文章にすれば簡単だけど簡単にできることではないですよねぇ。

     けしの実探し。今巻は変化が中心に描かれた巻でした。ゴータミーのけしの実の話や平家物語の話もそうですが、必ずくる変化に何を思うか。変化してしまった時、ゴータミーのように必要な旅もあれば、美鶴や律が決めたように後悔しない選択をすることは人生には大切なことです。自分が持っている悩みを古来より紡いできた宗教の教えで救われるということは悪ではないと最近思います。変化していく時は不可逆、だからこそ自分が考えて後悔しないように行動する。そうした思いをちゃんと抱いて美鶴も律も行動しているのが勇気をもらえるし、心が健やかになります。自分もいまだけしの実探しの途中、もうそろそろこの回り道をちゃんと活かさないとなぁ。

     今巻は坊主丸儲け話も少し入りまして、自分の体験からするとちょっと大きめの寺ですら儲かっているのはわかるんですが、小さな寺だとやっぱりきついんですかね。大きな寺の職員駐車場とか見ると平気で外車とかとまってるからなぁ。そこら辺考えるとなんとも言えませんが、寺に入ってみないとわからんのでしょう。次巻では美鶴に恋模様とか坊主の恋愛事情についても言及してくれるのかな?次巻も待ち遠しいです。

  • いろいろあったけれど
    いい形に落ち着いたな。

    お母さんを怖いと思わなくなったのは心が成長したからこそ。

    2013.11.4読了

  • 面白くて仏教知識もあってしんみり。

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