ネメシスの杖 (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 100
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063879230

作品紹介・あらすじ

医療事故調査を行う行政機関「患者安全委員会調査室」。調査員・阿里 玲のもとに、ある内部告発文書が届く。 「台田総合病院はシャーガス病に罹患した患者を隠蔽している」調査のため病院へ向かう阿里だが、そこには想像以上の悲劇が待ち受けていた……!人間と組織に巣食う「闇」に対峙する、本格医療ミステリ!

感想・レビュー・書評

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  • 朱戸アオさんの作品『ネメシスの杖(2013)』を読んでみた。 表紙に惹かれ読んだ。 研究者はやっぱすげー。

  • 厚労省に発足された患者安全委員会。
    そこに所属する阿里は感情論ではなくもう二度と同じ問題を起こさないようにシステムを作ることを目指している。
    そこに寄生虫による病、シャーガス病患者を隠している病院があるという告発文が届き、委員会のみんなと、片腕を失った寄生虫研究者の紐倉と探る、医療ミステリー。

    一冊で完結する、読みごたえのある作品。
    絵の下手さも気にならない位画力と、気にならない破綻のないストーリーでよし(少女漫画だとん?となってしまう事が多い)。
    2時間ドラマで十分楽しめそう(褒め言葉)。

  • はじめて読む漫画家さん
    面白かった。
    読み応えあり
    表紙の構図がいい。
    きっちり一冊でまとめてて読みやすかった

  • "シャーガス病とは、サシガメという名前の虫を媒体として感染する。サシガメのフンにトリパノソーマという寄生虫がいて、それが人間の体内に入ると、罹患するそうだ。
    久しぶりに読み応え有る作品に出合った気がする。
    この奇妙な病気に端を発した事故があり、その関係者がどんどん死んでいく。医療サスペンス。"

  • 完。→売却

  • シャーガス病って知らない病気の事を何だか調べる話だと思ってたんだけど、思った以上にサスペンスでした。
    謎解きとかはほぼないけど、このキャラクターでまた何か書いてほしいなーって思います。

  • 人が人である限り間違いは起こる、それならば間違いが限りなくなくなるようシステムを変えるべき。
    犯人の論理、心境と、主人公の考え、決断は好みだった。

  • なんというタイミングでその2.
    面白かった!確かに絵はちょっと何だけど、医療ミステリと言うどちらかと言えば小説の方が分が上がりそうなジャンルだけど漫画ならでは表現を使って見事に仕上げてある。表情、雰囲気、間。物凄い勢いで読み込んだ。小難しい所も必死で。兎に角個人的にツボにジャストした漫画でした。(ま、見習いたいのは入江の要領の良さだけどねー)

  • 素晴らしかった。骨太に一気にたたみかけてくる、熱くて冷静な物語! 医療サスペンスの傑作。キャラも魅力的で、ストーリーも震えるようなできのよさ! おすすめです。

  • 医療サスペンス。面白かった。二時間ドラマを見た気分。

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著者プロフィール

2010年、アフタヌーン四季賞冬のコンテストにて、準入選を受賞。
「アフタヌーン」にて2013年『ネメシスの杖』を、2016年『インハンド 紐倉博士とまじめな右腕』を連載。
医療サスペンスの新たな描き手として注目を集めている。


「2019年 『インハンド プロローグ2 ガニュメデスの杯、他』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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