月に吠えらんねえ(1) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 974
感想 : 66
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063879704

感想・レビュー・書評

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  • すごい!!近代詩ってさっぱり読んだことなかったんだけど、それでも全然おもしろかったし、こんなの読んじゃったら元の詩の方にも手出すしかないよ 14/5/11

  • 久々に凄い私の中に残った漫画かもしれない。
    でも独特な雰囲気なので合わない人は合わないだろうし、好きな人にはたまらないという感じだと思う。
    詩人に関しては名前とかなり有名な詩だけ知ってるというくらいの無知な私だったけどこれを読んで詩人たちにも凄く興味が湧いた。
    この漫画に出てくるキャラは詩人自体をキャラ化したんじゃなくて、各人の詩の雰囲気から造られたキャラみたいだけど。
    朔くんの病みっぷりが最初はあんまなんとも思わなかったけど見れば見る程なんだか可愛く見えてきてたまらない。
    白さんとのなんとも言えない関係も好き。

  • 萩原朔太郎さんの『月に吠える』が読んでみたいなあ、とまさに思ってた時に見つけた漫画。

    近代文学とかって興味あるけどなんか難しくって…って人はこういうのから入ると面白いのかな。

    それにしても狂ってるなあ。
    ものすごく純粋に狂ってる感じ。
    めっちゃ好き。

  • 個人的にすっっごく引き込まれる世界観ーーーっっすごく堪らない。こういうの堪らない。本誌追いかけたいくらいには惹かれる…!

  • 再読。月吠えは全巻読んでいるのでこのあとの展開がありありと思い浮かべられて、読みながら「平和だなあ……」と思った。
    これは10代のわたしのバイブルである。引用される詩はみな暗誦できる。いちばん好きなのは『殺人事件』。
    縊死体が現れる前の、みんな仲良くのんだくれて、朔くんが安心して病んでいられる□街が永遠に続けばよかったのだ。

  • すっごい面白い 変なハマり方してしまった…。元作品を読んでみようと思います。ブログの番外編・作品紹介とかの朔太郎のお手紙の話も好き。

  • 泥酔しそうな言葉の洪水が好き

  • 白秋って童謡のイメージが強かったけれど、女まみれのスキャンダラスな人だったんですね。「この道」も女性との会話が元なんでしょうか。朔太郎も改めて読むと凄い狂気ですね。
    面白かったです。

  • 狂気がすごい、狂った人しかいない。
    思ってたのよりハードだった。

    私自身に詩を解する素養が無いのが悔やまれるし文学史もあやふやだ~けどわからないなりに十分楽しい。

  • 嵌ると知ってて敬遠していたが読んでみた。完敗だった。完全にドストライクに好みです。多くのBL表現に拒否反応が出るのだけど、この作品のBLはOKだった。事実に基づいて表現しているからだろう。沢山のモノローグや朔のカジュアルな病み方が最高オブ最高です。朔の病み方が物凄くかわいい。表現方法が全体的に詩的で作品に合っている。白さんの詩に孕まされる表現が生々しい色気が有って良かったです。燃えに近い萌え。

著者プロフィール

四季賞2000年夏のコンテストで、応募作『孤陋(ころう)』が大賞授賞。アニメーション監督・新海誠氏の『秒速5センチメートル』のコミカライズ企画に抜擢され、月刊アフタヌーン2010年7月号から連載開始。オリジナル連載『まじめな時間』を2012年2月号から連載開始(全2巻)。日本の近代詩歌俳句を2次創作し話題を呼んだ『月に吠えらんねえ』(全11巻)は 2017年第20回メディア芸術祭マンガ部門新人賞受賞。

「2021年 『月に吠えたンねえ(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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