おおきく振りかぶって(26) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063881035

感想・レビュー・書評

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  • 失点を重ねる中で何とか一つずつアウトを取り、コールド負けを逃れようとする様をこんなに丁寧に描いた高校野球漫画ってあっただろうか? コールド負けする試合なんて普通はあっさり終わらせるんじゃないかな?こういうところが面白いなぁ。
    実力差はどうにもならないぐらいあったけど、逆境でも気持ちが折れずに戦える精神力は褒めていいよね。西浦高校野球部のこれからの課題がいろいろわかった対千朶戦。成長が楽しみです!

  • オレ達もっと成長できる 怖がるな できること全部やらなきゃ先は見えてこない

  • 千朶戦終了。
    勝つのは難しいかなと思っていたけれど、まさかのコールドでしたか。
    さすがに強豪校は強いですね。
    三橋くんの投球が不安定になってしまったのが心配ですが、阿部くんが頼もしいわ。

  • アウト取れずに点とられまくる展開は見ててホント辛かったんですけど、それを楽しめちゃってる阿部君マジ阿部君だなって…(笑)。
    この子はもう野球に全てを捧げてるんやんな。
    野球神に仕える巫女やねんな。萌える。

    …田島に宮森の球打って欲しかったなーってのが正直な所です。今後の為にも。

    あとやっぱり、自分とか自分の所属するチームの事だけじゃなくて、県全体とか国全体とか…ひいては競技全体の振興の事を考えられるプレイヤーは貴重だと思います。将来有望ね。
    そう言う意味で谷嶋君は良いなぁ、と。良い選手だなと思います。引退した後は良い指導者になりそう。

  • 強豪かつ伝統校である千朶との試合。
    マウンドで、ぐらつく三橋に対して阿部が「認められてる」を始め、慰めの言葉をかけるシーンや、田島が「そういう時もある」と三橋に言ったシーンでなぜかうるっときてしまった。
    千朶のキャッチャーが西浦勢に対して思ってることは、全く上から目線と思ってなかったからチームメイト達に色々言われていて違和感があったけど、上からではなく指導者的な立ち位置で思っていたことに納得。
    試合直後の反省会で、三橋はモモカンから怒られはしなかったけど、メンタルが心配になる引きだった。
    予告で一気にほのぼの。

  • 三橋のコントロールの乱れに加えて、一気に地力の差を見せて西浦を破った千朶。いい選手というのは宝石のように見えるものだけれど、伝統ある強豪というのはそんな選手がごまんと集まってくるのだから、新規校は追いつくのが大変なんですよね。なんにせよ、それぞれに学ぶことが多かった西浦の今後が楽しみ。

著者プロフィール

埼玉県さいたま市出身。
法政大学文学部を卒業。1998年、ひぐちアーサー名義でアフタヌーン四季賞を受賞し、デビュー。
現在、「アフタヌーン」にて『おおきく振りかぶって』を連載中。同作品で2006年第10回手塚治虫文化賞・新生賞、2007年第31回講談社漫画賞・一般部門を受賞。

「2022年 『おおきく振りかぶって(36)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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