- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063883428
作品紹介・あらすじ
【立ち会い出産編】初めての出産、初めての分娩室。見ず知らずの人間に囲まれた空間での出産の際に、夫が傍にいるという事が、妊娠の不安を大いに和らげる。他【双子編】【卵子提供編】を完全収録。
【立ち会い出産編】初めての出産、初めての分娩室。見ず知らずの人間に囲まれた空間での出産の際に、夫が傍にいるという事が、妊娠の不安を大いに和らげる。他【双子編】【卵子提供編】を完全収録。
感想・レビュー・書評
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「じゃあもう金○いらないね」かな、今回一番ずっしり来たのは。
気安い言葉は災いのもと。 -
だいたい泣いてします話しがある。
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【推薦者】
体育学部 健康学科教員 三瓶 舞紀子
【学生へのメッセージ】
COVID-19流行下では、「10代の妊娠」「望まない妊娠」「貧困」の問題がよりクローズアップされました。産婦人科医&謎のピアニストでもある主人公が、様々な妊婦のお産に向き合います。この漫画に登場する様々な生命から、子どもたちを育てる社会の責任とは何か、全ての学生と特に教員を目指す学生にお薦めします。
▼配架・貸出状況
https://opac.nittai.ac.jp/carinopaclink.htm?OAL=SB00539355 -
今はコロナ禍でもう理解のある支援者のいる場でしか実現できない立ち会い出産。新しい命を家族として迎え入れる過程として、めちゃくちゃ大事なのに、リスク管理の名の下に、立ち会い出産の選択肢は多くのお産の場で、一律で排除されてしまっている。
単純にその場に一緒にいるか、いないかではなく、出産に向き合う女性を家族がどう見てどう受け止めるか、どう関わるかは、家族の人生観をも変え得る。
双子のママが抱える葛藤もわかりやすい。卵子提供もこれからますます社会問題化していく。
やっぱりいざというときに支えになるのは、支援者どうこうよりも、同じ、あるいは似たような境遇にある人、近しい体験をした人とのつながり、あるいは1番身近なパートナーの支えなんだとよく理解できる。
人が立ち直っていくには、自分ではない誰かと想いや言葉を共有することも大事だし、自分自身に立ち返って、意味づけを変えていく作業も欠かせない。
妊娠出産する女性、本人の産む力や選択を尊重し、自分自身を信じて前に進めるお産の現場がもっと増えますように。増やせますように。
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