- 本 ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063885392
作品紹介・あらすじ
感想・レビュー・書評
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なぜ地方の商店街が廃れてしまったのか。
なぜサラリーマン世帯が増えたのか。
なるほどなー。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本巻で学んだこと
●商売とは?
●適切なマーケット管理(カフェの場合)
●シャッター商店街が生まれた理由
●個人商店とスマホの相関→個性とIT
●日本で投資家や起業家が育ちにくい理由
●投資コラム(トレーダーについて) -
個人商店
スリム シンプル スロー
商売はマーケット管理
個人がやれる時代になってきてる -
個人商店にとって成長と拡大は悪魔の囁き
気持ちの動揺を抑えられずに思い余って全額投入など狂気の沙汰。投資ではなく博打である -
居抜き起業はリスクが低い
個人商店は競争してはいけない
スリム シンプル スロー この3Sが一番
スリムとは極力少人数で低コスト
シンプルとは扱う品数が最小限であること
スローとはあまり忙しくないこと
商売とはマーケット管理
個人商店にとって成長と拡大は悪魔の囁き
スマホによって個人商店は復活出来る
トラウマを消すには恐怖心が生まれるより先に体が勝手に動くような感覚になるまで瞬間的な判断の練習を繰り返すしかない、麻雀は良い
ロビンスカップ
アメリカは個人をリスペクトする文化があるが日本にはない
投資と投機・トレードは違う
投資は株を半年以上、場合によっては5年10年と保有、企業の成長を読み取る
トレードは数分から数週間といった短期間
で参加者の心理・需給を読み取る
投資では一般的に年率7%の利益で成功
1年で300万を稼ぐには4285万円程度の元手が必要 長い時間と多額の元手が必要
多額の資金がない場合はトレードから始めるのが王道
数十万、数百万の元手を効率よく増やすにはトレード
初心者は預金の10〜20%ぐらいから
半年ぐらいはトレーニングしながら大きく減らさないことを目指してから、足していく
株の学校(本)
株の学校ドットコム -
個人商店はスリム、シンプル、スローが一番。
成長と拡大は個人商店にとっては悪魔の囁き。
なるほどな。
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個人経営と企業経営の違いについて深く納得。
FX勝負は博打になってしまったから興ざめ。
しかし投資の世界からみる経済はおもしろい。 -
蒙古タンメン中元の社長のインタビューが熱い
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マーケット管理
話中のコーヒー店の場合半径200m以内に分譲マンションが16棟もある。
その35%が65歳以上の高齢者。細かく分析すると大手退職子供独立裕福な夫婦。
週に1,2回利用してもらえれば利益確保できる。
コーヒーの原価は一杯せいぜい二十円。
コーヒー豆は数年保存がきく。生豆の状態で安く大量購入し定期的に店で焙煎すれば仕入れた豆は全て売り物になる。
軽食を出すと仕入れと仕事量が増えて経営の負担になる。
商店街がシャッター通りになった原因
80年代、国はアメリカや流通大手からの圧力で小売の規制緩和。
体力奪われた地方都市商店街に国は大手に負けないよう開発の号令。補助金はあるが開発費は商店街も負担。アーケード、店舗改装の借金が重く経営圧迫。
三世代サラリーマンの増加
1960年代まで日本の就業人口の50%近くが自営業主とその家族従業員だった。現在では十数%にまで落ちた。
裸一貫からの起業は家が自営業が圧倒的に多い。
起業して成功、その子も起業、その子も、、というサイクルが社会の活力だった。
好循環が失われ、新しい産業が生まれにくい。
投資格言「売るべし 買うべし 休むべし」
利益が出ると「もっと」と欲を出し、損をすれば「取り返さなくては」と焦る。一つの取引が終わったら相場から一歩退き冷静になって次のチャンスを待つ。
相場というと売りと買いだけと考えがちだが時には休むことも重要 -
FXに興味はもてないが、心理戦の様子が面白く描かれていると思う。巻末特別記事に衝撃を感じた。紹介されている書籍を読んでみようと思う。
著者プロフィール
三田紀房の作品





