妖怪アパートの幽雅な日常(12) (シリウスKC)

著者 : 深山和香 香月日輪

• 講談社 (2016年11月9日発売)

作品紹介・あらすじ

妖怪と幽霊と人間が同居！？
稲葉夕士がひとり暮らしを始めたアパートには、人情味あふれる「クセ者」入居者ばかり！
二畳の板間と六畳の和室、トイレ風呂共同まかない付きで二万五千円！
さあ、キミも一緒に住みこもう！

修学旅行中盤戦！女子だけでなく、男子にも大人気な千晶先生。だが、先生を狙う不可思議な事故はさらに続いていき…。姿の見えない悪意…その正体と夕士はついに対決するが…！！除霊の能力を持たない夕士を助けたのは意外な人物だった。世界を変える力ーーその些細だけれど大きな力について知る12巻！

感想・レビュー・書評

[かすごみさんの感想 · 2024年2月24日]

いるんだなあ、先生に恋をしてしまい、その恋情を察知した教師が生徒に手を出して、問題になりそうになったらあっさり捨てる、っていう関係性のひとたち。そういう人たち(どちらかと言えば生徒側)から言わせれば、禁忌をおかしているその背徳感が自分達の愛を燃え上がらせるんだ！とか主張して周りの反対を押し切ってまで一線を越えてしまって……みたいなのは周りにもいたし、ニュースでも毎年一件は見る。
勝手にやってろよ……とは思うけど、こういう感情の対象にされることの多い千晶先生からすれば、クッソ迷惑だろうよ。修学旅行先でまで巻き込まれて、ほんとうに不憫でならない。千晶先生の深層心理か、先生の口を借りた何者かは判断できないけれども、あそこで「かわいそうに」って言ってあげられるほどの、海よりも深い心は誰でも所持できるもんじゃない。
夕士くんと縁が合っているんだね。

[ぶちょーさんの感想 · 2023年5月7日]

これはホラー漫画だと思い出した巻

[あまねさんの感想 · 2017年4月17日]

前回の修学旅行の後編です。千秋先生がやっぱり影響を受けていましたね。主人公の夕士が奮闘し、どうにか解決していきます。実際にもこうやって影響する人がいるんだろうなと思いました。

[banri08さんの感想 · 2017年4月10日]

修学旅行の続編です。ずっと具合が悪い千晶だけどそれはホテル内だけのようで… そんな簡単にはいかないって事なんだろうけど… 夕士も頑張ったけど、そうか… 霊はそのままなのか。でもFAXのお札は私も効かなさそうと思ってしまったよｗ 三年生を送る会、さてはて千晶の運命は(笑)

[へきくうさんの感想 · 2016年12月16日]

泊まったホテルで怖い目にあったことがあるので、千晶センセや夕士くんの戸惑いや気持ち悪さがわかるー。まぁ、私は塩まいたけどね。それもコンビニで買ったアジ塩←それもどうなん？（笑）修学旅行は終わったけど、あそこで成仏できてない霊はあのままなのよね。

[sakuracha0829さんの感想 · 2016年11月20日]

前巻を買ってなくても小説を読んでいるからわかってしまう…。

著者プロフィール

漫画家、イラストレーター。『少年シリウス』（講談社）にて「妖怪アパートの幽雅な日常」を連載中。『good! アフタヌーン』（講談社）にて「ロケットスターター｣を不定期連載中。

「2023年 『妖怪アパートの幽雅な日常（26）』 で使われていた紹介文から引用しています。」