ぼくの素晴らしい人生(1) (BE LOVE KC)

著者 :
  • 講談社
3.80
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本棚登録 : 38
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063945447

作品紹介・あらすじ

生まれつき文字の読み書きが苦手な忍。
高校も卒業できず、ようやく見つけたバイトもクビになってしまう。
そんなとき、忍は喫茶店のマスターに、ディスレクシアという障害ではないかと教えられる。
彼は同じ障害でありながら飄々と生きており…?
あきらめかけていた人生に光が射し込む第1巻!

生まれつき文字の読み書きが苦手な忍。高校も卒業できず、ようやく見つけたバイトもクビになってしまう。そんなとき、忍は喫茶店のマスターに、ディスレクシアという障害ではないかと教えられる。彼は同じ障害でありながら飄々と生きており…? あきらめかけていた人生に光が射し込む第1巻!

感想・レビュー・書評

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  • ディスレクシアという識字障害を題材に取り扱った作品。
    トムクルーズさんがディスレクシアを公表して名前は知っている人も多いだろう。
    障害であるとわかると、では次どう生きればよいかを考えるスタートラインに立てるが、そうではない場合、自分は他の人と一緒にできないという劣等感が積み重なってしまい、精神的にキツくなってしまう。
    まずは理解をするところからがスタート。それは当事者でなくても広く理解していくことが、やさしい世界への幕開けだ。別作品も収録されていたので、それは題材が全く違うので余計な感じがした。ストーリーとして面白いかと言われるとひとつ返事で面白いとは言えないので、次巻を買うかどうかはまだ迷っているところです。

  • 2018.11.26 朝活読書サロンで紹介を受ける。
    http://naokis.doorblog.jp/archives/reading_salon_121.html

  • 物語の主人公は「ディスレクシア(読み書き障害)」です。
    しかし、自分が「ディスレクシア」であることに気付いていませんでした。
    彼は、同じくディスレクシアである喫茶店のマスターから、
    「もしかして、きみ、ディスレクシア?」と言われます。

    「読み書き障害」の理解啓発が必要である理由を再確認できた本書。マンガとしてもとてもおもしろく、まだ1巻だけしか読んでいませんが、思わず笑ってしまったところが何カ所かあります。

    読み書き障害の当事者の方が書かれた本は積極的に読んできましたが、
    マンガで読むと、やはりスッと入ってきますね。
    登場人物の動きや表情と一緒にセリフにふれられることで、
    より感情移入できるからだと思います。

    今まで知りませんでしたが、知ってよかったと思える本。
    おすすめです!

  • デイスクレシア(読書障害)の主人公のマンガです。
    彼が子どもの時の、小学校の先生とかの対応がいたい……。
    テストだって、問題を読んでくれれば答えられるのになぁ、という台詞が悲しい。
    いまは法律で、障害のあるものには合理的配慮をしなければならない、とはっきり決まったので、要求はしやすくなりました。
    法律で決まった、ということは、断られたら訴えることができるということです。だから
    このまんが、小学校からいれて!
    でもって、この人そうかも、と思う子どもがいたら、読んでやって!
    学校司書の仕事は、情報が必要な人に情報を渡す、です。
    デイスクレシアの人にデイスクレシアというものがあるよ、という情報を伝えるのは、学校司書ができるフォローのひとつでしょう。
    だからその前にとりあえず司書は読んで!

    2018/01/17 更新

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著者プロフィール

『別冊少女フレンド』(講談社)でデビュー。病気や障害をテーマにした作品を多く執筆し、知的障害者の子育てを描いた「だいすき!! ゆずの子育て日記」(講談社 BE・LOVE)はドラマ化もされた。

「2019年 『ぼくの素晴らしい人生(5)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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