生物はウイルスが進化させた 巨大ウイルスが語る新たな生命像 (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社
3.73
  • (15)
  • (25)
  • (18)
  • (4)
  • (2)
本棚登録 : 348
感想 : 38
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065020104

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 【配架場所】 図・3F文庫・新書 ブルーバックス 2010 
    【OPACへのリンク】
     https://opac.lib.tut.ac.jp/opac/volume/420037

  • 2020年11月新着図書

  • 面白いと思うが、難しくてかなり飛ばし読み。巨大ウィルスの発見から。

  • タイトルの通り、ウイルスが生物の進化にどのように関与してきたかということを、筆者の考えを中心に述べてあった。筆者も述べている通り、内容の多くが仮説であったが、その仮説が非常に面白かった。というより、ここまで生物とウイルスの関わりが深かったのか、と驚きを隠せなかった。ウイルスが感染した細胞性生物の中で作り上げる様々な構造と、我々の体を作っている細胞との間にここまでの類似性があることに驚いたと同時に、本書で述べられている仮説は仮説ではなく、事実なのではないかと一人で勝手に興奮してしまっていた。もしかしたら未来の教科書に、本書の内容が載るのではないかと思った。そうなったら本当に面白い。

  • (特集:「感染症」)
    ↓利用状況はこちらから↓
    https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00540503

  • 信州大学の所蔵はこちらです☆
    https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB2345526X

    電子ブックで読む場合はこちらから(ACSUのログインが必要です)→
    https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000057440?102

  • 自分にはまだ少し難しかったようです…

  • 巨大ウィルスの存在など、知らない情報が多くて勉強になった。くだけた文筆に賛否あるかもしれないが、説明もうまいし読みやすくて良いかと思う
    紹介されている仮説についても、辻褄を合わせた内容に留まっている部分もあるが、今後発展が期待される。
    ウィルスは生物ではないとする現在の定義こそ、古いし偏屈的で、見直されるべき。
    遺伝子の水平移動をふまえると、ウィルスが細胞生物の進化に寄与しているのは常識化しているが、より生命の起源に近い存在だととらえるのは飛躍が著しいとまでは言えない。細胞核やDNA、免疫システムなど、様々な革新の形成に関与している可能性が高い。ウィルス粒子を生殖細胞と対比する見方も面白かった

全38件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

武村政春(たけむら・まさはる)
東京理科大学教授。
巨大ウイルスの生態と進化にオタク的興味をもつ。
真核生物の起源にも多大なる興味。
現在は筋肉(筋トレは趣味ではなく、そのための単なる方法に過ぎない)にも大いなる興味をもっている。
もともとの専門は生化学とか分子生物学とか。
2001年細胞核ウイルス起源説を提唱。
2019年メドゥーサウイルスを発見。
出身は三重県津市。
1998年名古屋大学大学院医学研究科修了。
博士(医学)。

「2022年 『ウイルスの進化史を考える ~「巨大ウイルス」研究者がエヴィデンスを基に妄想ばなしを語ってみた~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

武村政春の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×