カラー図解 新しい人体の教科書 上 (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社
4.21
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本棚登録 : 236
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065020135

作品紹介・あらすじ

本書は「小宇宙」とも言われる人体を探訪するためのガイドブックとなる作品。オールカラーで大迫力のメディカルイラストや写真をふんだんに使い、基礎の基礎から分かりやすく解説した。上下巻の2部構成で、本作は上巻に当たる(下巻は2017年秋刊行予定)。
予備知識がなくとも楽しめるように、記述・図解・レイアウトを細部にわたって配慮して編集しているので、からだに関心がある方なら誰でも気楽に読み進めることができる。一方で本書は、生理学、組織学、臨床医学、病理学、分子生物学などの基礎領域をカバーしているので、医師やコメディカル分野を目指す学生や医療関係者の教科書として利用できる高いクオリティを持つ。ビジュアルな人体の入門書と教科書の性格を併せ持ったコストパフォーマンスの高い一冊といえるだろう。
いち早く本書を読んだ生物学者の福岡伸一氏は
「ダ・ヴィンチは、きっとこんな書物を求めていたはずだ。彼の時代から500年。人体とは、構造と機能が完璧なまでに一致した、進化のはての美しい達成であることが今ここに示される」
と大絶賛。

第1巻の構成は
第1章 細胞と器官(人体を構成するもの)
第2章 骨格系
第3章 骨格筋系
第4章 循環器系
第5章 消化器系
第6章 呼吸器系
総ページ数は360ページ

感想・レビュー・書評

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  • 11月新着
    東京大学医学図書館の所蔵情報
    http://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2003367759

  • 2021年7月期展示本です。
    最新の所在はOPACを確認してください。

    TEA-OPACへのリンクはこちら↓
    https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00532880

  • オールカラーで見やすい。
    自分の身体についていろいろと知っておきたかった部分が網羅されており、ありがたい。

  • 2017-5-17

  • イラスト含めて初めはピンとこなかったけど読んでるうちに過不足のない内容と組版への気遣いが感じられて読みやすいと気づいた。

  • [三葛館新書 491.1||YA||1,2]

    三葛館は解剖学関連の図書をたくさん取り揃えており、学生のみなさまには常々、授業やレポートにと大変ご活用いただいています。
    それにしても大概の解剖学アトラスのまあ、デカいこと重いこと。。ついつい「他の本も貸りたかったけど、これだけにしとこ」ってなりがちではないですか。
    そんな悩みを解決してくれるのが今日ご紹介するこちら!(通販番組風)。なんと新書サイズの解剖学ブックが出ました。上・下巻の2巻セットですが、セットでも余裕でバックに入れて持ち歩けます。内容はしっかり本格的ですから、一度、三葛館新書コーナーを覗いてみてくださいね!

    (ゆず)

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=90312

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著者プロフィール

北里大学名誉教授。1941年生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業、同大学難治疾患研究所、京都大学医学部助教授を経て1981年より北里大学教授。専門は顕微解剖学。電子顕微鏡をはじめとする多彩な顕微鏡法を活用して、細胞の分泌機構や組織発生の研究に従事。1994年、日本電子顕微鏡学会賞(瀬藤賞)受賞。日本顕微鏡学会会長、日本解剖学会機関誌Anatomical Science International編集長を務める。2007年に北里大学を退職後、埼玉医科大学で客員教授を務める。著作にブルーバックス『新しい人体の教科書 上巻・下巻』『新・細胞を読む』などがある

「2019年 『カラー図解 人体誕生 からだはこうして造られる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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