グラゼニ~東京ドーム編~(12) (モーニング KC)

  • 講談社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065102138

作品紹介・あらすじ

シーズン開幕2戦目、リスクを承知で先発に転向した夏之介が初登板! 目指すは「勝ち」を積み上げてのFA移籍――。トコトン稼ぎ抜くために、夏之介はとある“投球術”を披露する!

感想・レビュー・書評

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  • クオリティスタート。

  • 6回3点以内を目指す投球。がんばりすぎると球数が増えて次の登板に影響する。三塁打を打たれたら三点以内ならあっさり一点をあげてしまう。ノーヒットノーランになりそうでも、頑張っても7回で切り上げる。

    後半に早期退職して蕎麦屋に転身する男の話が紹介される。野球とは全く関係ない。解説者に転身した野球マンの話が絡んでくるのだが、こうした経済ものでも書けそうな感じだ。

  • 大人のピッチング 試合を壊さないピッチャー 6回3失点の投手 クオリティスタート 星勘定は気にすることない 兎に角ローテーションから外されんことだ 勝ち星が移行するジンクス 55歳で踏み出すから次のステップの推進力がある 借金がないこと…それが「商売の才能」です! アナタは無闇に私みたいな「アリの世界」に来なくたっていいじゃないですか

  • 移籍ビジネスという中の商品の1つとして己の価値を高めろ、というダーティの助言?を抱えて投げる凡田。クオリティスタートを守って、チームに貢献していく彼ですが、勝ち星という結果がついてこない。
    あれあれ?不穏な空気じゃないの?

    一方で、セカンドキャリアに関するお話も。蕎麦屋の大将のお話は、こう響くというか納得というか、何かを通達されるかのような。
    「就職活動を頑張ったから、今がある」というセリフがあるけど、やっぱり社会への入り口って大事だよなぁと思いました。それがすべてとは言わないけども、入り口で頑張った結果があるから、選択肢も広がるんだよなぁ、と。大将個人の経験からいうとね。

  • 11・12巻を読みました。選手生命を考えないといけない年齢に差し掛かって、いかに引退までにゼニを引っ張れるか、その駆け引きが面白い。意外にうまくいったり、逆に思いの外ダメだったり。そのあたりの浮き沈み感の出し方が上手いですね。結構同じことの繰り返しだと思うんだけど、飽きさせられることなく読み続けられます。

  • ☆☆☆★

  • 後半にヤギ松さんが!!
    フリー宣言もフリー後初実況もリアルタイムで聴いていたので何だかムズムズした!

  • クオリティスタート。

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著者プロフィール

第20回MANGA OPENにて才能を見いだされた異才。得体の知れない短編を数作発表後、「モーニング・ツー」誌上で『The DRIFTERS』を連載。『グラゼニ』では初の原作モノに取り組む。当作品にて第37回(2013年度)講談社漫画賞を受賞。

「2014年 『グラゼニ(15)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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