荒ぶる季節の乙女どもよ。(6) (講談社コミックス)

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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065134801

作品紹介・あらすじ

あなたの“はじめて”を、わたしにください──。
和紗たちは文芸部に所属する女子5人。部が「死ぬ前にしたいこと」という話題で沸いたある日、部員の一人が投じた「セックス」の一言……。その瞬間から、彼女たちは“性”に振り回され始める。

幼なじみ・泉に告白され、結ばれた和紗。浮かれる彼女の一方で、それぞれの“性”が動き出す。執着する者、友人への想いを自覚した者、最後の勝負に挑む者。乙女どもの転機となる夜が幕を開ける。

感想・レビュー・書評

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  • ――このときの私は知らなかったのだ
      下着に空いた謎の穴に気を取られているうちに我が同胞たちは
      もっと凄い穴を覗こうとしていたのだ――

    岡田麿里原作の漫画があると聞いて読みました。
    見も蓋もない性への興味と青春文学部物語をレッツらまぜまぜな感じ。
    もーちゃんには幸せになってほしい。
    系統としては志村貴子に似ていると言えば似ているかな…。
    でもあの独特のパワーと繊細さと泥臭さには足りないかな…。

  • もどかしい!
    和紗と泉くんは何事もなく幸せでいてほしいなぁ…。
    はっきり断れた泉くんがかっこよかった。いつも綺麗な菅原さんがゾッとするほど醜く見えた。泉くんが変に引きずらないといいけれど。
    結果はどうであれ、菅原さんはももちゃんに救われたんだろうな。
    必死な本郷さんが切ない。ミロ先生がやっと誠実な目で向き合ってくれたことがさらに切ない。

  • 物語がいろいろ大きく転がりだす第6巻。
    相手を得て、相手を失って、相手を求めて、
    それぞれが自分の気持ちに気づき、悩み、動きだす。
    それぞれに共感でき、それぞれに危うい少女たち。
    どうなっていくのか、この夜はどう終わるのか、
    とても悩ましい…次巻が待ち遠しいです。
    そしてアニメ化!? どうするどうなる!?

  • 恋をしたての思春期真っ只中の女子男子が思うだろうと思われる出来事が次々と起こって、登場人物の誰かしらの行動に共感してしまったりしてしまう。
    恋した先は終わりではなく新たな始まりだ。

  • 菅原さんが泉に拒否されるところは、何か色々と溜飲が下がった。
    それにしても、ミロ先生はズルい大人だよな。ここぞというときに、一人称を変えるとことか特に。

  • 幼なじみ・泉に告白され、結ばれた和紗。浮かれる彼女の一方で、それぞれの“性”が動き出す。執着する者、友人への想いを自覚した者、最後の勝負に挑む者。乙女どもの転機となる夜が幕を開ける。(Amazon紹介より)

  • 泉くんと菅原氏のやり取りが辛い。
    駅で泉くんが和紗に電話するシーン、キュンとしたりモヤモヤしたりすごく複雑な気持ちに…!
    みんな目の前の恋に一生懸命でほんとに魅力的。和紗と泉くんに幸せになってほしいなあ。

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著者プロフィール

えもと・なお●マンガ家。他作品に『それでも僕は君が好き』(原作:徐譽庭)『荒ぶる季節の乙女どもよ。』(原作:岡田麿里)がある。

「2020年 『ジョゼと虎と魚たち(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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