金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿(4) (講談社コミックス)
- 講談社 (2018年11月16日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065137956
感想・レビュー・書評
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4巻にして“地獄の傀儡師”高遠が登場!今まで犯人の努力と苦労にスポットライトを当てていた作品の根底を覆す展開に!「ハイ 何食わぬ顔」とかサクサクこなしていったり、「これ…見てて面白いですか?」と聞いてくるのが逆に面白い。そんな彼も金田一の登場によってテンションが上がってきて、走り高跳びし始めていつものギャグペースに。沼からリスで助かろうとした金田一に真顔でツッコんでたのも好き。
魔神遺跡殺人事件の犯人・弥生も面白かった。病で死にかけの一人二役おばさんの活躍っぷりが楽しい。とても死にかけとは思えない行動力!金田一を見て「堂本剛君に激似…!」からの流れも好き。
「トリックがあれば…年の差なんてッ!」
「知らなかった?犯人からは逃げられない…!」
とかのパロディネタもしっかり決まってて面白い。ターゲットはこの年代だよね。
首吊り学園殺人事件でも予備校講師という立場を生かしたネタを膨らませてるのがいいね。「トリックも…受験と一緒!」と決め顔で言ってくるポジティブさが楽しい。金田一を一度は思い通りの推理に導いたのはすごいよね。ラストのオチもよかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「リスで…?」
かなりハイレベルな読者並みのツッコミだ… -
地獄の傀儡師高遠はさすがや。
まあさすがにパターンという面からはキツくなってはいるけど、ここまで来たら、という感じもするので、ぜひ完走して欲しい。