氷の上のプリンセス ジュニア編3 (講談社青い鳥文庫)

著者 : 風野潮 Nardack

• 講談社 (2018年12月13日発売)

作品紹介・あらすじ

全日本ジュニア選手権も終わり、ジュニアグランプリファイナルに向けて練習にはげむある日、かすみは「瀬賀くんに彼女ができた」と告げられ大ショックを受ける。なんとか気持ちを落ちつかせ本番にのぞみ、ショートでは自分らしい演技ができるが、その後、思ってもみないことが起こる。かすみのフリーは？　そして、夢にまで見た「瀬賀くんと踊ること」は？　グランプリファイナルにもドラマがいっぱい。

＜小学中級から　すべての漢字にふりがなつき＞

感想・レビュー・書評

[kei_mさんの感想 · 2020年1月25日]

ジュニアグランプリファイナルに出場する主人公。
トリプルアクセルも習得して世界でトップクラスなのに、人間的には幼い中学一年生なのが違和感あり。
もっと練習三昧で闘士があってもよさそうなのに。
どうしてこのような展開にしたのか、意図がわからなかった。
(図書館)

[ひげうさぎさんの感想 · 2018年12月29日]

初出場したジュニアグランプリシリーズでファイナルへの出場権を得たかすみ

全日本ジュニアでも表彰台に立ち、迎えたジュニアグランプリファイナル

ショート直前の６分間練習で手ごたえを感じ、１番滑走のかすみはリンク中央にすべっていく

　　そして、いつもの魔法の言葉を……。
　　──だいじょうぶ！　きっとできる！　自分を信じて！　──
　　大きくうなずいて深呼吸してから、プログラムの最初のポーズを取った。

瀬賀くんに彼女ができたというニュースの真相は
ともに出場した美桜ちゃん、塁くんの結果は
そしてフリーを前にかすみに起きた異変とは

青い鳥文庫の人気シリーズ“氷プリ”ジュニア編の第３弾もドラマがいっぱい

[yukatanさん · 2019/05/13]

私もこの巻大好き‼︎

著者プロフィール

風野潮
大阪府生まれ。第38回講談社児童文学新人賞を受賞した『ビート･キッズ』でデビュー。同作で、第36回野間児童文芸新人賞と第9回椋鳩十児童文学賞を受賞する。ほかの作品に『ビート・キッズⅡ』、「氷の上のプリンセス」シリーズ（ともに講談社）、『ゲンタ！』（ほるぷ出版）、『歌う樹の星』（ポプラ社）など多数ある。日本文藝家協会、日本児童文芸家協会会員。「プレアデス」同人。

「2023年 『ペンタとニック』 で使われていた紹介文から引用しています。」