本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065144534
作品紹介・あらすじ
話題のSF設定オメガバース×身分制度×華麗なる一族の家督争い、波乱と陰謀の第2巻!!優れた性とされるαが支配する世界。αを産む宿命を背負うΩの人生は、αの子供を持てるか否かにかかっていた。財閥・英家で子を生せず疎まれていたΩ・犀門は、Ωの少年・真宮をαと偽り、跡継ぎ候補として迎え入れることに成功する。ところが、Ωに特有の「発情期」が真宮に訪れてしまう。目の前には英家のα・伊織がいて…!?
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
オメガバースって好きですか?私にとっては、優れた人間を産めるが、社会的には軽んじられる性別の人間がいるという(私には)地獄な設定の世界観。この世界観そのものが、女性だから大学入試で差別していいよね?という日本文化のカリカチュアにも見える。実際作中でもΩの女性がΩだから進学できないという悩みを持っていたり、αの男性が学力が高い等のαらしい特性がないと侮蔑されたりしている。
そのためこういう世界観やキャラクターを無責任にエモいとか尊いとかいう風に味わうことができないのだけれども、この本はその不平等さが男/女ではなくα/Ωで徹底されているので、SFとしての世界観の完成度が高いところが良いと思う。例えば他のオメガバース作品ではあまり見られないα女性とΩ女性のカップルが出てきます。
全5件中 1 - 5件を表示