13の理由 新装版 (星海社FICTIONS)

著者 : ジェイ・アッシャー 武富博子

• 星海社 (2019年1月17日発売)

作品紹介・あらすじ

はじまりは、少年クレイに届けられた7本のカセットテープ。
そこ録音されていたのは、2週間前に自殺した同級生ハンナ・ベイカーの声だった。

　これから、わたしの人生について話します。
　もっと正確に言うと、どうして人生が終わったのかという話。
　わたしが死んだ理由。このテープを聞いているあなたは、その理由のひとつです。

テープによって暴露されるクラスメイトの裏の顔、背信行為、
そしてハンナを自殺に追い込んだ人物とは――断片的なメッセージがひとつに繋がるとき、驚愕の真実が明らかになる。
危うすぎる問題作として社会現象を巻き起こした話題の“ソーシャルチェーン・ミステリー”！

感想・レビュー・書評

[シミズさんの感想 · 2019年11月17日]

ちょい違うけれど『明日、君がいない』（こちらは映画）と似た読後感で、『明日、君がいない』の方がテーマがより明確と言いますか。

ドラマ版の『13の理由』はシーズン2で原作の続きがあるようでして、観てないんですけれど原作（シーズン1相当）でちゃんと完結してるので、ドラマ版未見の人でも読んで良しでございます。

著者プロフィール

1975年、米国カリフォルニア州生まれ。1993年に高校を卒業後、クエスタ・カレッジとカリフォルニア州立工科大学サンルイスオビスポ校で学び、児童書作家を志す。書店員や図書館員、靴店員などの職を経験し、本書『13の理由』でデビュー。

「2019年 『13の理由　新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」