食べた! 見た! 死にかけた! 「運び屋女子」一人旅

著者 :
  • 講談社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065168400

作品紹介・あらすじ

テレビ番組『アウト×デラックス』で話題騒然! 運び屋女子の強烈一人旅!


第1章 ヨーロッパエリア
スペイン
スペインからグアテマラへ
2001年、私の背中を押した同時多発テロ~2度目のスペイン
スペインで命の危機~首絞め強盗
不運は無知が招く
・・・ほか

第2章 ラテンアメリカエリア
グアテマラ
荷物がなくなり、謝礼を脅し取られる
グアテマラ、アンティグアへ
グアテマラ・バックパッカー事情
セマナサンタのアルフォンブラ
・・・ほか

アルゼンチン
1度目の訪問は経済破綻直後
2度目の訪問は農家のストライキ真っ最中
3・4度目のアルゼンチン訪問は果たして……
アルゼンチンの上野山荘
・・・ほか

ボリビア
衝撃! 耳がもげた?!
ポトシ銀山の坑道ツアー
高地すぎて、米が炊けない~ボリビア食事情
日本人観光客に大人気・ウユニ塩湖
・・・ほか

ペルー
今が狙い目「第2のマチュピチュ」チョケキラオ遺跡
世界中から観光客が押し寄せるマチュピチュ
インカトレイルで行くマチュピチュ
サルカンタイ・トレッキングで行くマチュピチュ
・・・ほか

ベネズエラ
私がベネズエラにいた頃
諸悪の根源チャベスの置きみやげ
南米の経済はアメリカとの関係が難題
ベネズエラ、今は行ってはいけません!
・・・ほか

メキシコ
かつてメキシコの一部だったアメリカ
トランプよ、アメリカの歴史を学べ。されば愚策に気づくであろう
世界危険都市ランキング上位。しかし被害は石けんケースのみ
現地に住んでいても油断は禁物!
・・・ほか

第3章 東南アジアエリア
フィリピン
日本未上陸ジョリビー
お試しあれ! フィリピンスイーツ
フィリピンの光と影
バタック族最後のふんどしじいさん
・・・ほか

第4章 南アジアエリア
インド
インドで知る。人間の遺体は甘い
インドで食べた70円カレーと1000円カレー
インド・マクドナルド事情
インド人の平均寿命
インドの真のエンターテインメントは「人」
・・・ほか

第5章 ダメな国の法則

感想・レビュー・書評

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  • 片岡さんは南米が好きでスペイン語を学び、留学、外国放浪等を経て、ハンドキャリー(運び屋)になったのだそうです。

    部品を運ぶ運び屋という仕事は初めて知りました。
    片岡さんの経験が凄いです。誘拐未遂・首絞め強盗・雪山遭難・感電・食中毒、それ以外にもいろいろ起きますが、肝が据わっていて動じません。

    濃い内容がぎゅっと詰まった1冊です。旅好きな方にお勧めです。

  • 桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/1256597

  • 企業や工場から必要なものを届ける運び屋の仕事をしている女性がみた海外の話。色々と死にかけたりもしつつも、世界はとても広いなぁと実感しました。個人的にはインドではお酒が飲めないため、飛行機に乗ったらはっちゃける話は面白かった。

  •  世界で最も危険な50都市の半分は行っていると。1968年生まれ、運び屋(国際バイク便!?)、プロのバックパッカー、片岡恭子さん、すごい方です。イモトアヤコさん、たかのてるこさんを陵駕するのでは・・・。「食べた!見た!死にかけた!運び屋女子一人旅」、2019.8発行。スペインでは首絞め強盗で失神(失禁)、1日20km以上を1ヶ月以上歩いての巡礼、グアテマラでは武装強盗に、ボリビアでは日焼けで耳の形をした皮がむけ落ち、ベネズエラでは軍人による拘束・・・。運も味方にする強い方だと思いました。

  • タイトルが斬新すぎると思う。運び屋と言っても、麻薬のような危ない物ではなく、企業から依頼を受けて飛ぶ国際宅急便のような仕事という予備知識はあった。この本もそういう仕事にまつわる話かと思ったけど、それよりも南欧、中南米、東南アジアのガイドブック的な色彩が強く、各国について手書きの案内図がついている。「食」が最初に来るのでもわかるように、何が美味しいかも書いてある。読んでいて、やっぱりラテンアメリカは怖いなぁ、体力がないと無理ということを思った。もちろん運や度胸も必要だが。景勝地に行くのに、3泊4日のツアーとか、登山とかともかくハードなことが軽く書かれている。最後に運び屋の話が少し出てくるが、もっと運び屋という職業についての話を読んでみたいと思った。

  • 命知らずでワイルドな女性から目が離せなかった。男の自分より100倍は活動的でたくましいと思った。これからもヤバい世界をたくさん教えて欲しいです。

  • 通勤途上に聞いてるpodcastに著者の片岡さんが登場していて紹介された本です。ページ数は少ないですが、決して自分では経験できないような海外旅行のエピソードが満載。私のような素人には、中南米は絶対無理ですね。

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著者プロフィール

ハンドキャリー、プロバックパッカー。1968年京都府生まれ。同志社大学文学研究科修士課程修了。同大図書館司書として勤めた後、スペインのコンプルテンセ大学に留学。中南米を3年にわたって放浪。帰国後、NHKラジオ番組にカリスマバックパッカーとして出演。その後、偶然手にした職、ハンドキャリーが話題となり、テレビ、雑誌などさまざまなメディアに取り上げられる。旅にまつわる講演会も多数開催。訪問国は51ヵ国。ハンドキャリー歴13年。著書に『棄国子女 転がる石という生き方』(春秋社)。

「2019年 『食べた! 見た! 死にかけた! 「運び屋女子」一人旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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