天地創造デザイン部(4) (モーニング KC)

  • 講談社
4.13
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本棚登録 : 352
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065168851

作品紹介・あらすじ

「メッチャ笑った!」「ためになる」「動物が可愛すぎる」と、SNSで話題沸騰! 天界にある動物の「デザイン室」では、神様(クライアント)からのムチャ振りを受けて、日々さまざまな動物がデザインされていた。「カメの甲羅は、ヒトで言うと〇〇の部分」「ものすごく耳が良い動物は?」「子どもより大人の方が小さい動物がいる!?」「珍妙な求愛行動大集合」など、面白くてためになるコメディ満載!! 大好評の「動物図鑑」も収録!

感想・レビュー・書評

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  • 「命に『呪い』なんてないよ。むしろ生き物は生き延びるための『祝福』だけで出来ている」

    クライアント(神様)のオーダーに応じて新しい生き物(実在)たちを作っていくすごーく勉強になるお話、もう4巻か〜。

    今回も面白動物いっぱいです。
    背骨と肋骨を体の外に出して武器にする生き物を作ろうとしたら、骨が鎧になってカメができたり、
    耳のいい動物を突き詰めていったらフクロウが出来たり、
    完璧な社会を作る生き物でハダカデバネズミができたりします。

    ハダカデバネズミの生態を読むと「新世界より」のバケネズミを思い出して切なくなっちゃうんですけど…。
    フクロウが獲物に見つからないための工夫満載だったのに、耳みたいな羽角をつけて台無しにしちゃうミミズク…。

  • 今回も勉強になる情報が満載。動物好きだから興味深い。
    この漫画毎回ストーリーを考えるの楽しそうだけど、アイデア出すのがすごく大変そうだな〜。

    フクロウの合理的なフォルムも良いけど、ミミズクの非合理的な羽角の方がロマンを感じる(笑)
    巣穴の回は絶対アリだと思ったのに、ハダカデバネズミだったとは意外だった。

    世代交代の話を読んでいて、若い世代が弱者になってしまっている日本はある意味老化しない社会になっているのでは?と思った。若い世代を大事にできない社会は、いつか滅ぶのが必然だよね…。

  • 各キャラクターの個性が定着し、
    キャラクター同士のバトル?要素も加わったりして、
    ますますノってきた感のある第4巻。
    今巻も、クライアントのとんでもないオーダーと、
    紆余曲折を経てたどり着いた先に現れる
    動物たちの姿に、驚くやら感心するやら…。
    前巻から地獄が絡み始めたことで、
    想像上の生き物と現実の動物たちとのデザインの
    接点が見えだしたのもまた面白いです。
    普段から知っていると思っていた動物たちにも
    意外な一面があったりして、奥が深いなと感じます。

  •  天界にはなんかがゐるのだな。
     個人的に、なんぞ社会性生物は反応する。アレはまぁこんなもんか。
     天部のアンパンが白あんと言ふのがなんか、ふーん。
     海鳥に関するコンペティションがおもしろかったといふ印象。

  • ハダカデバネズミの社会を体感出来るやつと不老のシミュレーションが面白かった。この発想はな無かったなー…為になる…
    世代交代が無いと多様性が少なくなり、病原菌に対抗できず絶滅する、って言うヤツは今の状況が状況なので(新型コロナ的な)ちょっと真顔で読んじゃいますね。なるほど納得。

  • 海原さんのアザラシかわいい~
    実物を見たくなる。
    プクー

    フクロウの試作品、超怖い。
    あんなの飛んで来たら泣くわ(笑)

    何の動物か考えながら読むのも楽しい。
    全く分からないけど。

  • 【請求記号:480 へ 4】

  • 音を集めるにはパラボラの形の方がいいから、聞き取りやすいスピーカーは曲面なのか
    耳が顔の横だと全方向聞ける代わりに小さい音は拾いづらいから、人の聴力はたかが知れてるのか
    フクロウの顔もパラボラだったとはw
    メンフクロウのヒナ衝撃w

  • ミミズクの耳のような羽(羽角)、ただの飾りだったとは...

  • おもしろーーい!

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著者プロフィール

ゲーム会社にてコピーライター兼デザイナーとして勤務後、独立。フリーライター兼イラストレーターの時代を経て、絵と文を同時に書けばいいのではと遅まきながら気付き、漫画家の道へ。著作に『決してマネしないでください。』、『天地創造デザイン部』(原作)など。

「2021年 『傀儡戦記(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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