アルスラーン戦記(12) (講談社コミックス)

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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065173091

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  • ザーブル城を攻略したヒルメスがギスカールに自分の出自を伝えるところから。

    アンドラゴラス王が脱獄。
    凄まじい執念と体力。。
    タハミーネと再会するも打ち解けない夫婦。
    何を抱えてるんだろう。
    タハミーネが言ってる「私の子供」はヒルメスのことだよね?
    レンタルで読んでると細かいところがうろ覚えになってしまう。

    アルスラーン達はペシャワールに一旦戻ることになったけど、ダリューン達の活躍が期待出来るので楽しみ!

    なかなかすんなり王都に辿りつけないけど、アンドラゴラス王が復活したとなったらどうなるんだろう?
    続きを早く読みたいです!

  • 購入。

    やっぱり荒川弘先生はスゴい。動物の動きが自然、だから違和感なく世界観に浸られる。
    原作は最終を迎えたので、マンガでもしっかり最後までやりきって欲しいです!

  • お父さんほんとに人間?
    ギスカールは完全にギャグキャラだなぁ憎めない。
    タハミーネが初めて感情を露わにしたのが印象的。

  • また物語が大きく動いてワクワクしますね。
    ラストのふたりはすっかり悪役表現w

  • 読了。面白かった。

  • プリズン・ブレイク!急襲のトゥラーン。ペシャワール防衛戦の12巻。

    あーだこーだと目論んでいたギスカールに立ちはだかったのは、まさかのアンドラゴラス。おそらく、作中最強の戦士であろうアンドラゴラス国王です。フルコンディションでタイマンしたら、ダリューンやヒルメスですら対抗できないと思わせる強さ。
    アトロパテネで戦歴に大きな傷をつけましたが、一度しかない機会を逃さず最大最高の結果を出すのだから、戦士としてはやはり超一流です。
    ヒルメスが尊師に唆されて、ルクナバード入手へ向かっていなければ、エクバターナはどんな戦闘が繰り広げられていたのやら。ギスカールもイノケンティウスも、なす術なく斬り殺されていたのでしょうかね、兄弟揃って。血族の争いに軍を率いて突入するアルスラーン。そこで明かされる出生の秘密。みたいな展開だったのかしらん。

    エクバターナへ向かって進撃を続けるアルスラーン軍に急報。トゥラーン軍、ペシャワール急襲。拠点を失うわけにいかないので、道半ばで撤退。
    ここで、エトワールたちルシタニア人とはお別れ。これまでの道中で、戦争の相手が異教徒という言葉だけの存在でなく、自分と同じ人間であること。互いに尊重することのできる人間であることを、言葉でなく肌感覚としてしることができたエトワールの経験は、彼女の人生に大きな財産となるはず。別れ際にややこしい言い方になってしまうのは、今までの人生を捨て去ってしまうことは、宗教でなくこれまでの自分への裏切りだと思っているからかなぁ。即座の手のひら返しは、盲信と変わらない。信じるものが、イアルダボードから違うものに入れ替わっただけなので。
    何より、エトワールが追い求め続けた強さというものの、一端に触れたことが財産。騎士としての強さでなく、人としての強さ。実は、彼女はかつて追い続けたものよりも、強く誇り高いものを手に入れているのですが、それに気づくのはまだ先か。
    ルシタニアの人々の希望の星となったエトワール。名は体を表すというやつです。

    トゥラーンの攻撃を跳ね返すペシャワール。イゼルローンと並んで、田中芳樹世界の絶対防衛拠点。
    かつては、バフマンとキシュワードという万騎長が立ちはだかったペシャワール。さらにダリューンとクバードという二人が加わったからには、もうお手上げです。
    ダリューン、クバードが災厄の塊とされてますが、おそらく万騎長は誰でも同じでしょう。ダリューンとかがずば抜けてるだけで、誰が戦場にいても一緒。幽遊白書のS級妖怪の括りの感じです。

    ところで、各国王の呼び名が様々でとても楽しい。細かい部分ですが、文化の違いを端的に表現していて好きです。パルス=シャーオ。シンドゥラ=ラージャ。トゥラーン=カガーン。

著者プロフィール

荒川 弘は1973年5月8日生まれ、北海道出身の漫画家。
代表作『鋼の錬金術師』(スクウェア・エニックス)、『獣神演武』(スクウェア・エニックス)、『百姓貴族』(新書館)。
1999年にエニックス21世紀マンガ大賞を受賞してデビュー。衛藤ヒロユキのアシスタントを経て独立。
大ヒット作『鋼の錬金術師』で、2004年第49回小学館漫画賞少年向け部門を受賞。
2011年19号より『銀の匙 Silver Spoon』で初の週刊連載開始。同作で2013年第58回小学館漫画賞少年向け部門を受賞。

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