後悔しない子育て 世代間連鎖を防ぐために必要なこと (こころライブラリー)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065174418

感想・レビュー・書評

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  • 親との関係に課題がある人で、子育てに不安を感じている人は読んだ方が良いと思う。過剰でない心構えが出来る。

  • 多くの育児書は親に向けて、子供の望ましい発達、育ちを目指して書かれていますが、それとは真逆の育てられ方をした人たちの経験から、「これだけはしないでおこう」→ 「こうすればいい」と言う順序で具体的指針を提案している。

    親の愛とお金とは切り離すことが重要。
    プレゼント:子どもにとっての喜びの中心は「与えられる」という受動性にあり、ものはその結果に過ぎない。

    メモを取りたいところが多すぎるので、再読したい本。

  • 自分の考えとはあまり合わない部分多々あり。
    誕生日プレゼントは子どもに選ばせない という部分は新たな学びではあった

  • “取り返しのつかないことなどありません。”(p.84)

  • noteコボシさん推薦

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/739775

  • 依存症やDVのカウンセリングを長年行なってきた著者による子育て論。「これだけは(親に)してほしくなかった」という地点から逆算して書かれたものなので、読者がどれだけ我が事と引き寄せられるかでアドバイスの意味も変わってくる。読み口は平易。p71「子どもが抵抗し反抗できる親であること、ちゃんと自分の責任で対峙してくれる親であること。それが親のもっとも大切な役割であり、親の責任を果たすということだと思います。人間として自立の条件とはと問われたら、責任をとること、引き受けることだと答えるでしょう。お願いばかりしている親に、子どもに対して『自立しなさい』という資格はないとさえ思います。」自戒を込めて引用。

  • 本で述べられている
    親は命令口調で叱るべき。
    語尾をあげるおねがい口調はだめ、耳障り。
    という考えが、私にはあいませんでした。

    なんでだめなのかよくわからなかったし...

    最近の若い母親は~と、なんだか叱られてるような気になってしまって途中で読むのをやめてしまいました。

    著者は世間の親にイラついてるのかな?
    今一生懸命子育て頑張ってる人は、読まない方がいい、かも...。

  • 全部をマーカーしたい…

    非常に非常に身につまされる内容だった。

    虐待=身体的な暴力 自分とは関係ない世界 と思っていたけど、子供に責任を負わせることを虐待というのなら、はたして私は虐待していないといえるだろうか。いや言えない。

    親としての責任を自分で考え、決めて、子供と向き合っていかなくてはいけない。

  • あまり自分にはしっくりこず。

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著者プロフィール

公認心理師・臨床心理士、原宿カウンセリングセンター顧問、公益社団法人日本公認心理師協会会長。1946年生まれ。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。駒木野病院勤務、嗜癖問題臨床研究所付属原宿相談室室長を経て、1995年原宿カウンセリングセンターを設立。アルコール依存症、摂食障害、ひきこもりに悩む人やその家族、ドメスティック・バイオレンス、児童虐待、性暴力、各種ハラスメントの加害者・被害者へのカウンセリングを行ってきた。著書に、『母が重くてたまらない』『さよなら、お母さん』『家族のゆくえは金しだい』(いずれも春秋社)、『カウンセラーは何を見ているか』(医学書院)、『アダルト・チルドレン』(学芸みらい社)、『家族と国家は共謀する』(角川新書)、『タフラブ 絆を手放す生き方』(dZERO)、『共依存』(朝日文庫)などがある。

「2023年 『家族と厄災』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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