- Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065177594
作品紹介・あらすじ
「ロボコップなれたらいいのに…」
休日出勤したり、上司に細かすぎる小言を言われたり、センチメンタル刑事に囲まれたり、感情をなくしてしまった方が、よっぽど楽なのに…と思うこともあるけれど、それでも愚痴って、笑って、なんとか働く私たち!
10巻では、藤が交番に異動した本当の理由、そして藤の「もう一人の同期」に迫る、特別編・同期の桜シリーズがスタート!!
感想・レビュー・書評
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過去なにがあったの!!!
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タイトルや伏線をチラチラ回収してきましたね。
読んでいて何度かゾクッと来ました。
肝心のところは次に持ち越しですが、また続きを読むのが楽しみになりますね。
これもしかして、藤部長が追ってる(諦めてない?)事件の似顔絵を川合が描くとか、そういう展開ないかな、都合よすぎかな。いや、楽しみですね。 -
藤部長の自分が美人である、と言う本人認識はどうなっているんだ(笑)しかも首席で警察学校卒業してるハイスペック…ゴリラと呼ばれる女子と言えば、攻殻の少佐じゃねぇか!!(笑)少佐も、生まれた時に肉体を喪失しているので、あの義体にどれだけ自分の本当の肉体の造形が反映されてるのか、と考える事がある。藤部長も、なんかそんな感じがする。普通に美人なのに、全くそこを生かして仕事すると言う選択肢持ってない(笑)
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「ロボコップになれたらいいのに…」
そうこぼしてしまうほどの激務な警察官の日常を描くコメディも10巻目!警察ネタも新鮮なままだし、キャラたちのかけ合いも回を追うごとに切れ味を増していくのがすごい。しかもここにきて大きな爆弾を仕込んできて人間ドラマも見逃せない展開に!深く考えずに受け流していたけど、確かによくよく考えてみれば違和感があったよね。これが物語の主軸となる話になってきそうでこれからの逆襲が楽しみ。
ロボコップ回でのカナの言葉も好きだった。児童虐待にDV。ニュースでもよく取り上げられている対応の難しい事件だよね。
「デリケートだけど凶悪事件に発展しやすいこのテの案件では 時に守るべき人の感情を無視してでも私たちはやることはやらなきゃいけない だから心を尽くして人と接して 心を殺して仕事に徹して 嫌われて恨まれて悩んだり傷ついたりを何度も何度もくり返す 残念ながら私たちはロボコップにはなれないから 人を守るのに苦痛が伴っても 静かにそれを受け入れながら仕事をするの」
この言葉に込められた感情の深さ。作者の10年間の勤務経験からくる重さを感じる。どれほどの経験をしてきたんだろうなと考えさせられるよね。
運転免許回での、資格と免許の違いの話も身に沁みた。
資格は、人の知識や能力に対して与えられる。
免許は、本来禁じられている行為をしてもいいと免じられた人にだけ与えられる。
「今の自分に今の状況で 充分な安全運転はできるのか その判断には強い覚悟と重い責任が求められる」
許されているからこそ、自分の行動に責任が生じる。免許の更新時にこのマンガの交通安全回を読ませたらすごく効果がありそうだよなって思うよね。 -
迷子。