亜人ちゃんは語りたい(8) (ヤンマガKCスペシャル)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 395
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065178591

作品紹介・あらすじ

人より多くの空間を観測できる霊能者(陽子)、頭と胴体が分離したデュラハン(京子)、座敷童子(ざしこ)、人の心が読めるキジムナー(薫)。空間の向こう側にゆかりのある“空間組”の亜人<デミ>が陽子の家に全員集合! その結果、世界の危機(?)を引き起こしたデュラハンの京子。そんな彼女の出生の秘密が明らかに!? そして、終わる恋と始まる恋。夏休みは学校の外で思い出がたくさん! ハイスクール亜人コメディ第8巻!

感想・レビュー・書評

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  • 前半は佐藤先生ファッションショー。高橋センセイついに動くのか。町ちゃんは辛いことになっちゃったけど、みんながいればきっと大丈夫。町一家、町ちゃんは色々な意味で聡明な子だから、言わなくてもわかっちゃうんだよね。だからきっと高橋先生に告白した結果もきっと予測できていたんだけど、町ちゃんはその気持ちをしっかりぶつける事を選んだ。そして、高橋先生もその気持ちを真正面から受け止めた。大人がちゃんと大人してて、子供はちょっと背伸びしたがる。ある意味理想とも言える世界だな。

  • 町家のご両親が、こう、今までにない感じで、
    楽しそうなご家庭ですね。

  • 泣ける

  • 前巻ラストでとんでもない事態になる…!と前フリされていたから、この巻では果たして何が起こるのか?もしかして世界が崩壊してしまうのか?なんて身構えていたけど、まさかの何も起こらない展開にびっくりですよ
    でも、日常的描写や本人達の想いを大切にする本作だから、何も起こらないのは逆に良かったのかも?

    世界を揺るがしかねないような展開の後に薫から呈された疑問は「この世界の主役は誰なのか?」
    これに対して薫が挙げた人物は意外だったし、ちょっとこの描写が後々どう活きてくるのか気になってしまうな
    亜人の中では他人への影響が比較的低くて、それでいて普通の人間と亜人を繋ぐような役割を度々担うひかり
    彼女がこの世界の主役であれば確かに面白いかもと思わせるだけの説得力は有ったね
    ……主役がどうとか、今回のように特に何も起こらず意味のない描写かもしれないけど


    54話以降の話からはそれぞれが一歩踏み出し、成長していく様子が感じられた
    ここに来て、遂に京子の気持ちに向き合って彼女の想いに返事をした鉄男。
    鉄男の表情も言葉もなく、京子の表情の数々だけで話の流れを感じさせる描写は良いね
    おまけとしてこの時の遣り取りの全文が掲載されているけど、もしあの台詞を本編でそのまま使用していたら二人共冷静すぎて味気なく感じてしまったかもしれないね
    言葉がなく、京子の表情から推測するしかないから京子の気持ちに寄り添うことが出来るし、遅れてやってくる京子の涙も理解出来る
    ……慰めてるつもりがギャグ言ってるようにしか聞こえない薫の発言には思わず笑ってしまったけど。何故感動的展開の後にあれを入れてしまったのか(笑)


    56話から語られるのは町一家の様子
    京子はデュラハンなんて生きるのが難しそうな身の上なのに健気に育ったなぁなんて以前から思っていたけど、こんなに賑やかな家庭だったのね

    ていうか、京子って後天的なデュラハンだったのか……
    ある日突然娘の首が落ちるとかちょっとしたトラウマ映像ですよ?
    でも、あの両親はそんな京子の姿に向き合った上で彼女との接し方を変えず、京子が涙を流さずに生きられるようにサポートをしていくと決めたわけだね
    そんな両親の覚悟には胸が温かくなりますね

    花火を見せられなかったあの日から前に進み続け、今では花火を見なくても別に気にしないし、両親が京子に構う理由も多分以前とは変わっている。でも、それがネガティブな変化ではなくて、ポジティブな変化だと感じられる描写の数々には思わずほっこりとした気分になる


    前に進む決意をして、京子の想いに向き合い、自分の思いとも向き合うことにした鉄男。彼と彼女の恋愛がどうなっていくか、気になりますな

  • 漫画的にはさスピンオフの『オカルトちゃんは語れない』の方が「亜人」を扱う上で面白いんだけどさ,漫画のタイトルの通り「語りたい」が題材の漫画だから,やっぱりコレでいいんだよね.

  • 今回のメインであろう、町と先生の盛り上がりの場面のギミックは、少し斬新さを感じた。思いきった表現に振ったなと。というかカバー下の表紙、背表紙の台詞とのリンクに気がつかないと話がわからなかったかもしれない。他の内容も相変わらず、わきゃわきゃしていて良かった。
    前回の引きであった、世界の危機は思ったほど話に食い込まなかったのが意外だった。

  • 特殊な事柄もありながらの日常を感じられるこの漫画がとにかく好きなのよ。
    ほんといい漫画

  • デュラハンの子、町がメインの巻。今回、顔のアップのコマを連続させて表情の変化を並べたり、佐藤先生の空想場面とか演出の工夫がいろいろ印象的だった。

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