- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065203798
作品紹介・あらすじ
天下四国は天が王を定める東西南北の四つの国。元王様は落ちこぼれの天令と黒翼仙を救えるのか。敗者復活ファンタジー、完結!
感想・レビュー・書評
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天から堕ちた天令と天に焼かれそうな黒翼仙。元王様の、二人を救うための大勝負は……?
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天下四国を巡り、堕ちた天令・那兪と黒翼仙・裏雲のその後は想像のままにという終わりなのだと思っていたら、外伝が出たことにより、完結編が続いていたことを知った。
スッキリしたような、もう少し捻りが欲しかったような気もするが、まずはめでたしめでたしということだろうか。 -
前巻の駕国の話で四国を全て回り、『色々解決してめでたしめでたし』だったのですが何だか色々中途半端な感じがしておりましたが今度こそ本当に完結でした。
天令の在り方から外れてしまうとどうなってしまうのか、黒翼仙の結末はどうなってしまうのかと気になっていた二つのこと、そもそも『天』とは何なのかと言う物語の根本的な設定が無理なく作中で説明されておりすっきりと読めました。
それにしても主人公の人たらし力のすごいこと。最後の最後まで愛されておりました。 -
徐に戻った飛牙。桃源祭に乗じて再度国の転覆を企む庚の残党。戻った国で何がどれだけできるのか。
するべき事としたい事、とりあえず目の前の事。
天が見守っていてくれるのは、ある意味幸せかもしれない。
めぐり巡って残った天令は、永遠をすごす。